三月に入りました。外はだいぶ明るくなってきていて、もう夕方7時になっても、まだまだ車のライトとかは必要ないくらいに明るいです。とはいってもこちらではヘッドライトは常時点灯なので実際には使うのですが。「なくても前が見えるよ」という意味です。
さて、今回はまず宣伝から。
河出書房新社から「わたしの外国語漂流記 – 未知なる言葉と格闘した25人の物語」という本が刊行されました。「14歳の世渡り術」というシリーズ企画の中の一巻だということです。
内容はというと、様々な職業や生活スタイルを持つ二十五人の皆さんが、それぞれの経験をもとに、外国語習得にまつわるアドバイス、体験談、秘伝?等を分かち合ってくださるものです。
「14歳の世渡り術」というのが、どの程度の水準なのかよく把握できていないのですが、ざっと目を通した限りでは、別に「普通」の内容というか水準です。正直言って、「14歳」という年齢が関係しているのは、その年齢が外国語に興味を持ち始める頃だから?くらいしか思い当たる節(ふし)がありません。まあ、別に悪いことでもなんでもないのですが。
新刊本です!!
ああ、それでその「格闘した二十五人」の中のひとりに、なんと「わたくし」が入っているのでした。ワタシのアイスランド語との格闘の様子と、そこから学んだいくつかのことを、語学学習のヒントとしてご紹介させていただきました。
河出書房で働いていらっしゃるマユコさん(許可を得ていないのでお名前はアイマイにしておきます。悪しからず)という女性の方が、この「ひとり日誌」ブログを目にしてくださったようで、昨秋くらいに連絡をいただいたのが始まり。とても感じの良いメイルをくださる方です。
あえて言いますが、某関西テレビの番組制作請負会社の「テレビに関係させてやろうか?嬉しいだろう?」と言わんばかりの横柄さとは大違いです。
ちなみにオラたち、外国住まい連中は、日本の民放からは締め出されていて、あのTVerですら視聴することができないのです。「あなたのお住まいになっている地域からはご利用できません」だと。
ああ、そうですか! それなら「私どもで企画している番組XX に出演していただけるアイスランド住まいの日本人の方、どなたかご紹介いただけませんか?」なんていうお願いも金輪際やめていただきたいものです。どうせ、見られないので、ばかばかしいのもありますが、それ以上に人を締め出しておきながら、自分に都合の良いようにだけ使おうという性根にウンザリさせられます。
河出書房のマユコさんはまったくそんなところのない素敵女子でいらっしゃいますが、その分まんまと丸め込まれてしまい、この企画の中の一章を書くことになりました。
てなこと言いながら、実はとても楽しく書かせていただきました。アイスランド語については、このブログでも何度も書いてきていますので、特にリサーチや調べ物も不必要。書きたいことは山ほどありましたので、ネタを捻り出す必要もなし。
ただ以前書いたことと重なる部分がないように、ということだけには注意しながら書かせていただきました。
先週、その出来上がった本が手元に届きました。マユコさん、ありがとうございます。m(_ _)m
他の「24人」を見て少しビックリ。プロテニスの杉山愛さんという有名人が入っているし、その他にはプロの翻訳家、大学教授、教授と探検家の間のような方達が目白押し。マイナーなブログ以外には(いやそれも含めて)見るべきものがなにもないワタシは「紛れ込んだ」感がハンパないのですけど...
まあ、いいや。マユコさんのためならそのくらいは耐えてしんぜましょう。
内容見本ですが「ちょっとだけヨー」ですみません
アイスランドに関する本に執筆協力するのは、実はこれが初めてではなく、以前にも明石書店の「アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章」という本で、移民に関する章とアイスランドの教会に関する章のふたつを書いたことがあります。
そちらの方は、内容から言ってももろに仕事関連だったので、そうですね、仕事の一部だった、と思います。早いもので、もう五年前の刊行。この春第三刷となるそうで、年明けに連絡をいただいておりました。
それに比して、今回の「漂流記」は、仕事というよりは趣味...ではないですけど、うーん、プライベート?感が強いですし、基本的に「オラはこう思う」という個人の見解と体験談でしたので、気楽に楽しんで書くことができました。
あと、二、三章付け加えてもいいんですけど... と言いたいくらいです。(*^^*)
〜14歳の世渡り術〜「わたしの外国語漂流記 – 未知なる言葉と格闘した25人の物語」(河出書房)
1400円です。どうぞよろしく。m(_ _)m
ついでにアマゾンのリンクも貼っておきましょう。
ここです。
ちょっとだけの宣伝のつもりが、メインになってしまいました。
本文とは無関係 修行中の写真です
本当はCOVID19について書こうと思っていたのですが。実はアイスランドでも大騒ぎになっており、(今日)金曜日の夜の時点で感染者43人。そのうち今日(金曜日)初めて「国内感染」者4人が確認されました。
感染の可能性の濃厚な人も含めて、隔離所へ入所または自宅待機ということですが、これが400人余り。国内感染が確認されたことで「非常事態」体制に入るそうで、「集会規制」が発令されるのも時間の問題だ、とニュースは報じています。
となると、教会も対応しなくてはなりません。ウチらは人を集めるが仕事ですので。日曜礼拝などはなんとか対応できるでしょうが、お葬式などはどうなるでしょうね?ウチウチしか集まっちゃいけなくなるのかな?
加えて、抗議集会なんかも禁止になるのだろうか?だったら難民支援にはまずい影響が出てきます。ヤバイ。公権に悪用されるかも。
まあ、ここでは日本ほど、そういう「国家的陰謀」の心配はしていないのですが。悪い奴がいないのではなくて、そこまで頭の良いヤツがいない、と思えるからです。
これから四月のパウスカ(イースター)に向けて、フェルミング(「堅信礼」という14歳の少年少女たちのためのキリスト教の儀式)等々、特別な集会が増えてくる時期なので、この「集会禁止令」は気になります。
まあでも、この話題は日本でもワンサカあるでしょうし、「いい加減ウンザリ」という方も多いでしょうから、ここではこのくらいでやめておきましょうか?
とにかく、皆様も十分に気をつけてお過ごしください。感染しないことは大切ですが、「感染させない」ことも同じく大切だと思いますので、万が一体調を崩された方は、そちらも気をつけてお過ごしくださいますよう。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
さて、今回はまず宣伝から。
河出書房新社から「わたしの外国語漂流記 – 未知なる言葉と格闘した25人の物語」という本が刊行されました。「14歳の世渡り術」というシリーズ企画の中の一巻だということです。
内容はというと、様々な職業や生活スタイルを持つ二十五人の皆さんが、それぞれの経験をもとに、外国語習得にまつわるアドバイス、体験談、秘伝?等を分かち合ってくださるものです。
「14歳の世渡り術」というのが、どの程度の水準なのかよく把握できていないのですが、ざっと目を通した限りでは、別に「普通」の内容というか水準です。正直言って、「14歳」という年齢が関係しているのは、その年齢が外国語に興味を持ち始める頃だから?くらいしか思い当たる節(ふし)がありません。まあ、別に悪いことでもなんでもないのですが。
新刊本です!!
ああ、それでその「格闘した二十五人」の中のひとりに、なんと「わたくし」が入っているのでした。ワタシのアイスランド語との格闘の様子と、そこから学んだいくつかのことを、語学学習のヒントとしてご紹介させていただきました。
河出書房で働いていらっしゃるマユコさん(許可を得ていないのでお名前はアイマイにしておきます。悪しからず)という女性の方が、この「ひとり日誌」ブログを目にしてくださったようで、昨秋くらいに連絡をいただいたのが始まり。とても感じの良いメイルをくださる方です。
あえて言いますが、某関西テレビの番組制作請負会社の「テレビに関係させてやろうか?嬉しいだろう?」と言わんばかりの横柄さとは大違いです。
ちなみにオラたち、外国住まい連中は、日本の民放からは締め出されていて、あのTVerですら視聴することができないのです。「あなたのお住まいになっている地域からはご利用できません」だと。
ああ、そうですか! それなら「私どもで企画している番組XX に出演していただけるアイスランド住まいの日本人の方、どなたかご紹介いただけませんか?」なんていうお願いも金輪際やめていただきたいものです。どうせ、見られないので、ばかばかしいのもありますが、それ以上に人を締め出しておきながら、自分に都合の良いようにだけ使おうという性根にウンザリさせられます。
河出書房のマユコさんはまったくそんなところのない素敵女子でいらっしゃいますが、その分まんまと丸め込まれてしまい、この企画の中の一章を書くことになりました。
てなこと言いながら、実はとても楽しく書かせていただきました。アイスランド語については、このブログでも何度も書いてきていますので、特にリサーチや調べ物も不必要。書きたいことは山ほどありましたので、ネタを捻り出す必要もなし。
ただ以前書いたことと重なる部分がないように、ということだけには注意しながら書かせていただきました。
先週、その出来上がった本が手元に届きました。マユコさん、ありがとうございます。m(_ _)m
他の「24人」を見て少しビックリ。プロテニスの杉山愛さんという有名人が入っているし、その他にはプロの翻訳家、大学教授、教授と探検家の間のような方達が目白押し。マイナーなブログ以外には(いやそれも含めて)見るべきものがなにもないワタシは「紛れ込んだ」感がハンパないのですけど...
まあ、いいや。マユコさんのためならそのくらいは耐えてしんぜましょう。
内容見本ですが「ちょっとだけヨー」ですみません
アイスランドに関する本に執筆協力するのは、実はこれが初めてではなく、以前にも明石書店の「アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章」という本で、移民に関する章とアイスランドの教会に関する章のふたつを書いたことがあります。
そちらの方は、内容から言ってももろに仕事関連だったので、そうですね、仕事の一部だった、と思います。早いもので、もう五年前の刊行。この春第三刷となるそうで、年明けに連絡をいただいておりました。
それに比して、今回の「漂流記」は、仕事というよりは趣味...ではないですけど、うーん、プライベート?感が強いですし、基本的に「オラはこう思う」という個人の見解と体験談でしたので、気楽に楽しんで書くことができました。
あと、二、三章付け加えてもいいんですけど... と言いたいくらいです。(*^^*)
〜14歳の世渡り術〜「わたしの外国語漂流記 – 未知なる言葉と格闘した25人の物語」(河出書房)
1400円です。どうぞよろしく。m(_ _)m
ついでにアマゾンのリンクも貼っておきましょう。
ここです。
ちょっとだけの宣伝のつもりが、メインになってしまいました。
本文とは無関係 修行中の写真です
本当はCOVID19について書こうと思っていたのですが。実はアイスランドでも大騒ぎになっており、(今日)金曜日の夜の時点で感染者43人。そのうち今日(金曜日)初めて「国内感染」者4人が確認されました。
感染の可能性の濃厚な人も含めて、隔離所へ入所または自宅待機ということですが、これが400人余り。国内感染が確認されたことで「非常事態」体制に入るそうで、「集会規制」が発令されるのも時間の問題だ、とニュースは報じています。
となると、教会も対応しなくてはなりません。ウチらは人を集めるが仕事ですので。日曜礼拝などはなんとか対応できるでしょうが、お葬式などはどうなるでしょうね?ウチウチしか集まっちゃいけなくなるのかな?
加えて、抗議集会なんかも禁止になるのだろうか?だったら難民支援にはまずい影響が出てきます。ヤバイ。公権に悪用されるかも。
まあ、ここでは日本ほど、そういう「国家的陰謀」の心配はしていないのですが。悪い奴がいないのではなくて、そこまで頭の良いヤツがいない、と思えるからです。
これから四月のパウスカ(イースター)に向けて、フェルミング(「堅信礼」という14歳の少年少女たちのためのキリスト教の儀式)等々、特別な集会が増えてくる時期なので、この「集会禁止令」は気になります。
まあでも、この話題は日本でもワンサカあるでしょうし、「いい加減ウンザリ」という方も多いでしょうから、ここではこのくらいでやめておきましょうか?
とにかく、皆様も十分に気をつけてお過ごしください。感染しないことは大切ですが、「感染させない」ことも同じく大切だと思いますので、万が一体調を崩された方は、そちらも気をつけてお過ごしくださいますよう。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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