アイスランドと日本の文化の違いなどを時々取り上げていますが、今日は「誕生日」について少しご紹介します。
日本でお誕生日会と言うと、大体小学校上級の頃までは、家庭内だけでしたり、学校の友だちとかも呼んでしたりしますよね。でもその後だんだん下火になっていって復活するのは還暦の時ではないでしょうか?
その間の五十年足らずの間は、ごく身近な友だちとか恋人同士でお祝いするくらいでしょう?日本を離れて二十年経ちますので、その間に様変わりしているかもしれませんので、違っていたらご指導下さい。
もし変わっていたとしても、三十、四十の働き盛りの男性なら、誕生日なんて、という態度を(内心はともかく)取る、っていうのは同じでしょう?照れくさいですもんね。
ところがです。アイスランドでは「それあり」なんです。アイスランドの人々は生まれてから世を去るまで、もれなく一生の間誕生日を楽しみます。子供の頃は日本と同じようなスタイルです。老人になってからも多分日本と同じようなものでしょう。
違うのは三十代、四十代、そして五十代の男盛り、女盛りの時期です。四十一とか五十三のように中途半端な?歳の場合は、大体家族友人間でのこじんまりとしたお誕生日会が普通のようです(あくまで一般論です)。オフィスの仲間とかとお茶の時間にケーキを楽しむことも普通です。
ただし、日本と異なっているのは例えばケーキを供するのは誕生日を迎えた本人であって、周囲の人ではありません。
三十五、四十五のような区切りのいい歳には少し華やかなお誕生日会をする人もいます。特に三十、四十、五十歳などはストール・アムマイリ(大きな誕生日)と言って、結構大きなお祝いをする人が多いです。
例えば新聞に自己広告を載せたりする人もいますし、その場合にはオープンハウス式のお出入り自由のパーティーが付いているのが普通のようです。広告はしなくとも教会や他の施設のホールを借りて、大勢のお客さんを招待する人もいます。バンドとかが入ることもあります。もちろん全部自分持ちです。
日本でも時々「創業80周年」とか会社のパーティーすることありますよね。あれの個人版です。招待され出席する場合には相応のプレゼントを持って行くのが礼儀です。大体誕生日を祝ってもらうおじさん、おばさん方は皆ニコニコしていい機嫌のようです。照れないですねー。へへ)
子供から大人、老人まで必ずお誕生日会でなされる儀式があります。♫ハッピーバースデイ・トゥ・ユー♪のあのお馴染みの歌のアイスランド語ヴァージョンを皆で歌うことです。この歌、誰が作ったのか知りませんが、おそらく世界で一番歌われている歌ではないでしょうか?
時々「日本語で誕生日のお祝いの歌を歌って」と頼まれて困ります。日本語ヴァージョンないし。これ不思議ですよね。もう何年も前ですが、時の首相のダヴィ・オッドソン氏が日本を訪問し(日本では全くニュースにはなりませんでしたが。「総理の一日」とかいう日記風の囲みに一行出ただけ)、その間に五十五歳の誕生日を迎えたことがあります。
その際に、時事問題をコントにしてからかうテレビ番組があったのですが、連絡してきて「日本語の誕生日の歌を」と請われました。で、仕方ないので例の歌を♫ダヴィは今日― お誕生日ー、お誕生日ー、おめでとダヴィ♪と訳しました。俳優さん達、ちゃんと歌えてました。
というわけでアイスランド風のお誕生日会についてでした。考えてみれば、別に悪いことじゃないですよね。照れずに楽しんじゃうところがアイスランド式ハッピーリビングの基礎なのでしょうか?
実はそういう私が今日誕生日なのです。五十四歳。何もお祝いをしない私はまだまだアイスランド人からは遠いようです。
日本でお誕生日会と言うと、大体小学校上級の頃までは、家庭内だけでしたり、学校の友だちとかも呼んでしたりしますよね。でもその後だんだん下火になっていって復活するのは還暦の時ではないでしょうか?
その間の五十年足らずの間は、ごく身近な友だちとか恋人同士でお祝いするくらいでしょう?日本を離れて二十年経ちますので、その間に様変わりしているかもしれませんので、違っていたらご指導下さい。
もし変わっていたとしても、三十、四十の働き盛りの男性なら、誕生日なんて、という態度を(内心はともかく)取る、っていうのは同じでしょう?照れくさいですもんね。
ところがです。アイスランドでは「それあり」なんです。アイスランドの人々は生まれてから世を去るまで、もれなく一生の間誕生日を楽しみます。子供の頃は日本と同じようなスタイルです。老人になってからも多分日本と同じようなものでしょう。
違うのは三十代、四十代、そして五十代の男盛り、女盛りの時期です。四十一とか五十三のように中途半端な?歳の場合は、大体家族友人間でのこじんまりとしたお誕生日会が普通のようです(あくまで一般論です)。オフィスの仲間とかとお茶の時間にケーキを楽しむことも普通です。
ただし、日本と異なっているのは例えばケーキを供するのは誕生日を迎えた本人であって、周囲の人ではありません。
三十五、四十五のような区切りのいい歳には少し華やかなお誕生日会をする人もいます。特に三十、四十、五十歳などはストール・アムマイリ(大きな誕生日)と言って、結構大きなお祝いをする人が多いです。
例えば新聞に自己広告を載せたりする人もいますし、その場合にはオープンハウス式のお出入り自由のパーティーが付いているのが普通のようです。広告はしなくとも教会や他の施設のホールを借りて、大勢のお客さんを招待する人もいます。バンドとかが入ることもあります。もちろん全部自分持ちです。
日本でも時々「創業80周年」とか会社のパーティーすることありますよね。あれの個人版です。招待され出席する場合には相応のプレゼントを持って行くのが礼儀です。大体誕生日を祝ってもらうおじさん、おばさん方は皆ニコニコしていい機嫌のようです。照れないですねー。へへ)
子供から大人、老人まで必ずお誕生日会でなされる儀式があります。♫ハッピーバースデイ・トゥ・ユー♪のあのお馴染みの歌のアイスランド語ヴァージョンを皆で歌うことです。この歌、誰が作ったのか知りませんが、おそらく世界で一番歌われている歌ではないでしょうか?
時々「日本語で誕生日のお祝いの歌を歌って」と頼まれて困ります。日本語ヴァージョンないし。これ不思議ですよね。もう何年も前ですが、時の首相のダヴィ・オッドソン氏が日本を訪問し(日本では全くニュースにはなりませんでしたが。「総理の一日」とかいう日記風の囲みに一行出ただけ)、その間に五十五歳の誕生日を迎えたことがあります。
その際に、時事問題をコントにしてからかうテレビ番組があったのですが、連絡してきて「日本語の誕生日の歌を」と請われました。で、仕方ないので例の歌を♫ダヴィは今日― お誕生日ー、お誕生日ー、おめでとダヴィ♪と訳しました。俳優さん達、ちゃんと歌えてました。
というわけでアイスランド風のお誕生日会についてでした。考えてみれば、別に悪いことじゃないですよね。照れずに楽しんじゃうところがアイスランド式ハッピーリビングの基礎なのでしょうか?
実はそういう私が今日誕生日なのです。五十四歳。何もお祝いをしない私はまだまだアイスランド人からは遠いようです。
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