レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

Midnight Sun

2013-06-04 05:00:00 | 日記
気がつけば六月になっていました! 嬉しい季節になってきたわけです。何故嬉しいか?それは一日中明るい感じだからです。単純な奴だ、とお思いになるでしょうが事実明るいというだけで嬉しい気分になってしまいます。

冬の暗さのことは以前書いたことがありますが今度は明るさの方です。

アドベントと墓地と歌舞伎町

ちなみに昨日6月3日の日の出・日の入りはどうだったかというと、日の出が午前3時16分、日の入りが午後11時35分でした。従って日没時間は約3時間40分くらいということになります。

アイスランドでも一番日の長くなるのは6月21日(または22日)の夏至ですから、あとしばらくはまだ明るくなり続けてくれます。それでもアイスランドでは北部のごく一部の場所を除いては文字通り「陽の沈まない」ということはありません。

ただそれでも気象庁などでいう「日没」後にも太陽の光は届いてきますので、暗くなるということが起る前にまた日が昇ってくるのです。結果「気分は白夜」という日が続いてくれるのです。

私の住んでいるのは国の南西部のレイキャビクで、市の中でも西側の街で海に面しています。4階の猫の額のバルコニーから日没の様子を見ることができます。そしてしばらくして、バルコニーと反対側の寝室の窓から伺っていると日が昇ってくるのを見ることができます。



自宅から見た様子。5月末の午前2時14分です。


それでもよくできたもので明るくても夜は夜です。なぜそうなるのかというとやはり人の動きがなくなり、静寂が街を覆うからです。静ーかな夜中の明るい街中を歩くのはレイキャビク住まいの特権を感じるひと時です。(歌舞伎町がここにあったら、昼夜の見境はつかないかも、ですね)

「夜まで明るくて眠れるのか?」と訊かれることがよくあります。はっきりいって睡眠時間は短くなると思います。眠れないというよりは眠る必要がないような気分になるみたいです。これはワタシが単細胞なのもあるでしょうが、脳の働きなどのきちんとした科学的な理由もあるはずだと思います。逆に冬にはいつまでも眠くなりますし...

もちろん途中で眠りが覚めてしまった場合には、明るさの故にまた寝付くのが難しくなることもあります。私はアイマスクが必要ですね。

というわけで、夏の一日は平均の1.5倍くらいの利用価値があるような気がします。オーロラ観光で冬にいらっしゃるツアー客の皆さんが多くなっているのですが、ワタシなら断然夏に来たいと思うでしょうね。個人的には完璧に夏派です。(*^^*)

「逆に冬は最低の気分だろう?」と思われるかもしれませんが、それがそうでもないんです。ワタシだけかもしれませんが、真夏、真冬というのはどちらも「明るい」「暗い」で安定してしまっているので、慣れてしまえばそんなに精神的に難しいことはありません。

冬から夏に向かっての明るくなっていく時期も大丈夫です。難しいのは夏が過ぎて加速的に冬に入って行く時期でしょうか?頭と身体の対応が間に合わずに苦労すること多いようです。

でもその心配はまだ当分は無用。六月、七月、楽しみます。v(^_^)



応援します、若い力。Meet Iceland
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