アイスランドは相変わらず暖かい冬を満喫しています。先週一週間も、レイキャビクでは気温は5—8度くらいあり、札幌のユニクロで14900円で買った冬本場用のダウンを着ていると暑いくらいです。
このまま春になればいいのですが、何年か前に同じような冬がありました。「雪なしで冬が終わるか?」という期待を持ったのが浅はか。三月に入ってから四月のパウスカまで雪が降り通しとなりました。
さて、また日本のバラエティ中毒にかかっていた私ですが、先週からピタリと日本の番組が途絶えました。理由は簡単で飽きたからです。またしばらくしたら見ます。
その代わりに見始めたのが、アメリカのテレビシリーズの「Madam Secretery」です。日本でもやっているんじゃないかと思います。アメリカの国務長官を主人公とした「政治もの」です。はまりつつあります。
Madam Secretery でのティア·レオーニ
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私は洋の東西を問わず、テレビドラマはポリスものしか見ません。例えばNYPDものの「Blue Bloods」や海軍に関連する「NCIS」、日本では「相棒」「捜査一課9係」などです。
刑事物に属さないもので気に入っていたものは本当に例外的な少数しかありません。アメリカの番組に関して言うと、やはり政治ものでホワイトハウスを舞台にした「West Wing」がありました。
これは相当によくできたドラマで、シーズン7まで行きました。何というか、本当の政治の重みを伝えるようでいながら、エンターテイメントでもあり、見ていると勉強になるシリーズでした。
ついでながら、シリーズの主人公はマーティン·シーンが演じたジェド·バートレット大統領なのですが、この人が本当にアメリカの大統領だったらいいのに、とつくづく思い入ってしまいます、今。
「Madam Secreteriy」ですが、まず目につくのが製作指揮で、あのモーガン·フリーマンがふたりの総指揮者のひとりに入っています(その本人はシーズン2の第1話で判事役で出演もしています)。 主人公の女性国務長官、エリザベス·マッコードを演じるのはティア·レオーニ。きっとヒラリー国務長官を意識して、女性の設定だったのでは?さらに言えばヒラリーが初の女性大統領になることを。
どうもティア·レオーニという名前に馴染みがあったのですが、すぐ思い出しました。「ジュラシックパーク3」で行方不明になった息子を探すお母さん役で出ていたんです。この間見たばっかだった。(^-^;
このティアさん、はっきり言ってかなりタイプなのですが、ジュラシックパークのイメージがあるのと、少し口を開いて向こうを見る傾向があるので、多少「バカっぽい」(失礼)印象があります。いやそれが魅力なんですが。
ジュラシックパーク3でのティア·レオーニ
Myndin er ur Movieactors.com
で、どうもその彼女が合衆国国務長官、というのは大丈夫かなあ、なんていう心配がありました。まあ、今のアメリカの現実を考えてみれば、むしろ適役と思うべきなんでしょけどね。
今現在、アメリカでは第3シーズンに入っているようです。私が見ているのはまだ第一シーズンの半ばに過ぎません。始めのうちはやはり国務長官としては「薄っぺらい」感がしてしまいましたが、十話くらいからかなり持ち直してきました。
ストーリーそのものの構成も、始まりにくらべるとしっかりしてきたように思えます。「West Wing」の時はホワイトハウスのスタッフがいわゆる「主人公チーム」でした。今回は国務省の中での長官付きのスタッフがそのような主人公チームになっています。
「West Wing」があれほど面白かった理由のひとつは、見ている人が自分もその「チーム」の一員になったかのような気にさせるところにあったと思います。テレビ見ていると、自分がホワイトハウスのスタッフになったかのような気になっちゃうんですよ。
「Madam Secretery」はまだそこまでは行っていないですね。「West Wing」の時はかなりシビアにスタッフの役の交代がありました。それで飽きが来なかったこともあるでしょう。マダムの方ではどうなるでしょうか。
今のところ、「West Wing」が星五つとしたら、「MadamSecretery」はまだ星三つの域だと思います。これからもっと進化して重みのあるエンターテイメント·ドラマになってくれたらと思います。
ところで現実のトランプ政権での国務長官はレックス·ティラーソン氏です。実はGoogleしないと名前を書けませんでした。エクソンモービルの会長兼CEOだったそうで。
正直言って、ティラーソン国務長官、まったく印象に残っていないのですが?この人だけじゃなくて、トランプ氏のあまりの度を越したはしゃぎ過ぎのためか、他の人がまったく見えてこない気がするのですが...日本の皆さんはそうでもないのでしょうか?
なんとなく、テレビの中の大統領、国務長官に救いを求めるような時代になってきてしまったようです。
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
このまま春になればいいのですが、何年か前に同じような冬がありました。「雪なしで冬が終わるか?」という期待を持ったのが浅はか。三月に入ってから四月のパウスカまで雪が降り通しとなりました。
さて、また日本のバラエティ中毒にかかっていた私ですが、先週からピタリと日本の番組が途絶えました。理由は簡単で飽きたからです。またしばらくしたら見ます。
その代わりに見始めたのが、アメリカのテレビシリーズの「Madam Secretery」です。日本でもやっているんじゃないかと思います。アメリカの国務長官を主人公とした「政治もの」です。はまりつつあります。
Madam Secretery でのティア·レオーニ
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私は洋の東西を問わず、テレビドラマはポリスものしか見ません。例えばNYPDものの「Blue Bloods」や海軍に関連する「NCIS」、日本では「相棒」「捜査一課9係」などです。
刑事物に属さないもので気に入っていたものは本当に例外的な少数しかありません。アメリカの番組に関して言うと、やはり政治ものでホワイトハウスを舞台にした「West Wing」がありました。
これは相当によくできたドラマで、シーズン7まで行きました。何というか、本当の政治の重みを伝えるようでいながら、エンターテイメントでもあり、見ていると勉強になるシリーズでした。
ついでながら、シリーズの主人公はマーティン·シーンが演じたジェド·バートレット大統領なのですが、この人が本当にアメリカの大統領だったらいいのに、とつくづく思い入ってしまいます、今。
「Madam Secreteriy」ですが、まず目につくのが製作指揮で、あのモーガン·フリーマンがふたりの総指揮者のひとりに入っています(その本人はシーズン2の第1話で判事役で出演もしています)。 主人公の女性国務長官、エリザベス·マッコードを演じるのはティア·レオーニ。きっとヒラリー国務長官を意識して、女性の設定だったのでは?さらに言えばヒラリーが初の女性大統領になることを。
どうもティア·レオーニという名前に馴染みがあったのですが、すぐ思い出しました。「ジュラシックパーク3」で行方不明になった息子を探すお母さん役で出ていたんです。この間見たばっかだった。(^-^;
このティアさん、はっきり言ってかなりタイプなのですが、ジュラシックパークのイメージがあるのと、少し口を開いて向こうを見る傾向があるので、多少「バカっぽい」(失礼)印象があります。いやそれが魅力なんですが。
ジュラシックパーク3でのティア·レオーニ
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で、どうもその彼女が合衆国国務長官、というのは大丈夫かなあ、なんていう心配がありました。まあ、今のアメリカの現実を考えてみれば、むしろ適役と思うべきなんでしょけどね。
今現在、アメリカでは第3シーズンに入っているようです。私が見ているのはまだ第一シーズンの半ばに過ぎません。始めのうちはやはり国務長官としては「薄っぺらい」感がしてしまいましたが、十話くらいからかなり持ち直してきました。
ストーリーそのものの構成も、始まりにくらべるとしっかりしてきたように思えます。「West Wing」の時はホワイトハウスのスタッフがいわゆる「主人公チーム」でした。今回は国務省の中での長官付きのスタッフがそのような主人公チームになっています。
「West Wing」があれほど面白かった理由のひとつは、見ている人が自分もその「チーム」の一員になったかのような気にさせるところにあったと思います。テレビ見ていると、自分がホワイトハウスのスタッフになったかのような気になっちゃうんですよ。
「Madam Secretery」はまだそこまでは行っていないですね。「West Wing」の時はかなりシビアにスタッフの役の交代がありました。それで飽きが来なかったこともあるでしょう。マダムの方ではどうなるでしょうか。
今のところ、「West Wing」が星五つとしたら、「MadamSecretery」はまだ星三つの域だと思います。これからもっと進化して重みのあるエンターテイメント·ドラマになってくれたらと思います。
ところで現実のトランプ政権での国務長官はレックス·ティラーソン氏です。実はGoogleしないと名前を書けませんでした。エクソンモービルの会長兼CEOだったそうで。
正直言って、ティラーソン国務長官、まったく印象に残っていないのですが?この人だけじゃなくて、トランプ氏のあまりの度を越したはしゃぎ過ぎのためか、他の人がまったく見えてこない気がするのですが...日本の皆さんはそうでもないのでしょうか?
なんとなく、テレビの中の大統領、国務長官に救いを求めるような時代になってきてしまったようです。
応援します、若い力。Meet Iceland
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