二週間ほど前の読売新聞のネット版に「 死後もネットを漂う故人情報 …トラブルも」という記事が出ていました。簡単に言ってしまうと、例えばブログやFacebookをやっていたある方が急逝された場合、それでもその方のブログやFacebookアカウントは自動的に閉じられることはありません。
そこで様々な問題が生じてくるようです。例えばブログだと関係のない広告や猥褻メイルが書き込まれ続けていったりして、故人の尊厳に関わることもあるようです。
遺族がきちんと要求すればアカウントは閉鎖されることもあるようですが、遺族に知らせずに故人がブログやその他のSNSに参加していることもあるようで、結果放置されてしまうものが多いとか。
また、故人のアカウントの中に一般には公開されていない写真や故人の書き込みなどがあるかもしれない、と遺族がアカウントの管理権を要求することもあるようです。
読売の記事によると、一般にSNSの提供者は利用者の死亡を想定していないことが多いらしく、規格化された対応はまだ出来上がっていないようです。読売によると: - パスワードを再発行してアカウント(利用登録)の継続利用を認める運営会社も一部あるが、「電気通信事業法の『通信の秘密』に抵触する」(ヤフー)、「家族に知られたくない可能性もある」(ミクシィ)として応じないのが大半だ- 。
さて、この亡くなった方のブログやFacebookですが、ブログはともかくFacebookは私にとってもトラブルになることがあります。私もFacebookをやっていますし、アイスランドの人が中心なのですが千の単位でのFBフレンドがいます。
正直いって直接に見知っている人の数より、Facebookでのみコンタクトがある人の方がずっと多いです。Facebookは「友だちを繫ぐ」の基本のルールなどと言っていますが、実際には「友だち」と「知人」、「全く知らないわけではない人」の区別などは曖昧ですよね。
さらにアイスランドのような「村」では「みんな知り合い」的な土壌がありますので、「友だちの友だちは友だち」の論理を使うとFBフレンドもねずみ講的に増えていき得ます。
もちろん私もFBフレンドを悪用?するようなことはしませんが、ネット上だけの関わりの人が多いので、限られた接点しかないわけです。でもせっかくのフレンドですから、毎日誕生日の人には「おめでとう」を送るようにしています。毎日10人くらいいて、結構大変ですよ、これ。
ところがです。ここで本題に戻るのですが、「誕生日おめでとう」を送った後で別のフレンドが私にメッセージを送ってよこして「トシキはXXさんにバースデイグリーティング送ってるけど、XXさんは先月亡くなったよ」。
これは本当にきまり悪くて、あわててグリーティング撤回です。教えてくれた人にも丁寧にお礼と言い訳をします。「実は直接の面識がない人で、気がつきませんでした...」でも教えてくれた人も大抵は直の面識のない人です。
これは年に二三回は起るでしょうか?最近ではお歳のいっている方の場合は、きちんとその方のウォ-ルを開けてご存命を確認するようにしていますが、六十代前後の人を確認していたらキリがなくなりますしね。困ったといえば困った点です。
でも稀にですが、亡くなった方のウォ-ルに「今日、こういうことがあったよ」的にメッセージを入れているのを見ることがあります。それはそれで胸をキュンとさせてくれるものがあります。
亡くなった方のアカウントを一律で閉じる、あるいは触れてはいけない、という対処ではなくて、一番ふさわしいと近親者が思うような形で対処できればいいのではないかな、と考えます。
人事のように書いてきましたが、気がつけばワタシも候補生でした。どうしたらいいか、今のうちに考えなきゃ...
応援します、若い力。Meet Iceland
そこで様々な問題が生じてくるようです。例えばブログだと関係のない広告や猥褻メイルが書き込まれ続けていったりして、故人の尊厳に関わることもあるようです。
遺族がきちんと要求すればアカウントは閉鎖されることもあるようですが、遺族に知らせずに故人がブログやその他のSNSに参加していることもあるようで、結果放置されてしまうものが多いとか。
また、故人のアカウントの中に一般には公開されていない写真や故人の書き込みなどがあるかもしれない、と遺族がアカウントの管理権を要求することもあるようです。
読売の記事によると、一般にSNSの提供者は利用者の死亡を想定していないことが多いらしく、規格化された対応はまだ出来上がっていないようです。読売によると: - パスワードを再発行してアカウント(利用登録)の継続利用を認める運営会社も一部あるが、「電気通信事業法の『通信の秘密』に抵触する」(ヤフー)、「家族に知られたくない可能性もある」(ミクシィ)として応じないのが大半だ- 。
さて、この亡くなった方のブログやFacebookですが、ブログはともかくFacebookは私にとってもトラブルになることがあります。私もFacebookをやっていますし、アイスランドの人が中心なのですが千の単位でのFBフレンドがいます。
正直いって直接に見知っている人の数より、Facebookでのみコンタクトがある人の方がずっと多いです。Facebookは「友だちを繫ぐ」の基本のルールなどと言っていますが、実際には「友だち」と「知人」、「全く知らないわけではない人」の区別などは曖昧ですよね。
さらにアイスランドのような「村」では「みんな知り合い」的な土壌がありますので、「友だちの友だちは友だち」の論理を使うとFBフレンドもねずみ講的に増えていき得ます。
もちろん私もFBフレンドを悪用?するようなことはしませんが、ネット上だけの関わりの人が多いので、限られた接点しかないわけです。でもせっかくのフレンドですから、毎日誕生日の人には「おめでとう」を送るようにしています。毎日10人くらいいて、結構大変ですよ、これ。
ところがです。ここで本題に戻るのですが、「誕生日おめでとう」を送った後で別のフレンドが私にメッセージを送ってよこして「トシキはXXさんにバースデイグリーティング送ってるけど、XXさんは先月亡くなったよ」。
これは本当にきまり悪くて、あわててグリーティング撤回です。教えてくれた人にも丁寧にお礼と言い訳をします。「実は直接の面識がない人で、気がつきませんでした...」でも教えてくれた人も大抵は直の面識のない人です。
これは年に二三回は起るでしょうか?最近ではお歳のいっている方の場合は、きちんとその方のウォ-ルを開けてご存命を確認するようにしていますが、六十代前後の人を確認していたらキリがなくなりますしね。困ったといえば困った点です。
でも稀にですが、亡くなった方のウォ-ルに「今日、こういうことがあったよ」的にメッセージを入れているのを見ることがあります。それはそれで胸をキュンとさせてくれるものがあります。
亡くなった方のアカウントを一律で閉じる、あるいは触れてはいけない、という対処ではなくて、一番ふさわしいと近親者が思うような形で対処できればいいのではないかな、と考えます。
人事のように書いてきましたが、気がつけばワタシも候補生でした。どうしたらいいか、今のうちに考えなきゃ...
応援します、若い力。Meet Iceland
アイスランドに関するブログを探していてこちらを見つけました。とても面白いし、アイスランドの“いま”がよくわかります。
間もなくアイスランド人の女の子が我が家にホームステイに来ます。
それでアイスランドの生活に関する情報を得たくてこちらと出会えました。
アイスランド大学で日本語を学んでいる学生さんなのでご存知かもしれませんね。
とにかく、この夏も暑い!今日は36度の予報で熱中症警報が出ています。
彼女に“暑いよー”とは伝えましたが心配。
初めてのホストファミリーをするのですがとっても楽しみです!
何かアドバイス、注意点ありましたら教えて下さい。
コメントいただき、またブログに目を通していただきありがとうございます。
アイスランド大学で学んでいた学生さんなら、少なくとも会ったことはあるはずです。(レクチャーを何回か担当していますので)ただ、はっきりと知っている学生さんかどうかはちょっと?
誰だろう?興味ありますね。
もし差し支えなければ以下のアドレスにメイルいただけますか?
nishimachihitori アットgmail.com
毎年8-10人程度の学生さんが交換留学に行っていますが、特にトラブったということは聞いていません。
慣れるまで時間がかかるでしょうが、大丈夫ですよ。
アイスランド人は普段からゆったりした環境に慣れていますので、日本の「密」な環境に始めはとまどうかもですね。ひとりになれる時間を確保させてあげるといいかと思います。
あと、わりとシャイな人が多いです。またYes, Noははっきり言ってあげた方がいいです。「言外を読む」ということはできないと思った方がいいでしょう。
(もちろん、個人差ありますけど)
これからもよろしく。m(_ _)m