toty日記

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もう一つの追悼式

2010-09-24 23:55:54 | 日常のあれこれ
今日、もう一つの追悼式があった。

姑がお世話になった病院が年に2回行うもので
今まで、病院での追悼式って聞いたことがなかったが
招待状をいただいたので、舅が出席してきた。
夫も私も仕事で行かれなかった。

舅いわく「仏教なのにキリスト教みたいな歌を歌っていた」のだそうで、
春のお彼岸から秋のお彼岸までに亡くなった方の追悼をするのだそうだ。
この半年で亡くなった方は600名ほどだそうだ。


今朝、テレビで介護の現場で看取ることが増えているとやっていたが

病院にしろ、介護施設にしろ
人の生死に日常的に向き合う職場で働く人の感情に思いをめぐらした。


たまたま、仕事先での会議で看取りの話が出た。

可能な限り、最後までお世話するという原則のもと
グループホームをやっているので

今はまだ現実ではないが、これからいつそういう場面になるかは
わからない。
気持ちのうえで、ある覚悟は必要だろう。


覚悟と言えば、
先日来、山吹の里のコーラスを手伝ってくれるようになった方が
日曜日のライブも手伝ってくれることになり、

先月、参加してくれたのだが
集まったお年寄りの姿を目の当たりにして、

自分の親の行く末や、自分の行く末を思って
落ち込んでしまった、

しばらく、ちょっと参加できそうもない、という話を聞いた。

普段、喫茶コーナーでお年寄りと接してはいたのだが
より介護度の高い方々を見て、ショックだったらしい。

喫茶コーナーにみえるお年よりは、比較的お元気なので
ちょっとしたカルチャーショック。

考えてみれば、私も夫の伯母の老人ホーム探しをした頃は、
施設の床に寝そべっているお年寄りに、ショックを受けたことがある。

だんだん、経験をつむうちに、その頃とは感覚が違ってきている。

知識と実際に経験することには、大きな差があって
そんな意味でも、ボランティアで様々な場面を経験できたことは
貴重だと、思っている。


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