ウィーン、正確には郊外の温泉地バーデンでは、
このホテルに泊まりました。
ベートーベンが食事に来たというのが
案内のパンフレットに書かれていた。
で、入り口にベートーベンが、ちょっとこわもての顔で
立ってます。
部屋の入り口には、名前が書かれていたので
帰ってきてから、この人って誰? と検索したら、
世界に有名なマジシャンだそうで。
部屋に仕掛けでもあったりして(笑)
この日は、お土産を買ったり、市内観光で
のんびり過ごそうという予定だったのですが…
今回の旅に出る前、どこに行ったらいいかと相談した
霧が峰のヒュッテ・ジャベルのTさんのお父様の話…
熱心なクラシックファンだったお父様は、
ウィーンを訪れ、コンサートの前に
ベートーベンのお墓を是非訪れたいと、
案内書を片手に、ベートーベンのお墓を探していたら
通りかかったお年寄りが、
何を探しているのかと聞いたので
かくかくしかじかと説明すると、
自分も行くからと、
わざわざ、ベートーベンの墓まで案内してくれた。
服装も地味で、お墓の掃除でもしている人かと
思っていたら、何と、ケンプだった。
彼は、演奏会の前には、ベートーベンのお墓に参って
それから演奏会場に行くのが常だったのだそうである。
そして、それ以来、ケンプが来日すると連絡をくれて、
コンサートに招待してくれた…
という、ジャベルのお父様のエピソードをきいていたので
ちょっと、ベートーベンのお墓に寄ってみようということになった。
地図で中央墓地を確かめ、
また、ああだこうだいいながら、
墓地を探す。
あった、墓地だと、入ろうとしたら
ここじゃない、もっと先の入り口だといわれ、
その「もっと先」に入る。
200mの並木道を歩くと、着く様に書いてあるのに
いくら歩いても着かない。
でも、32区Aという区画を探しながらどんどん、どんどん歩く。
いや、どうも違うと思っても、広大な墓地、もう、どこにいるかも
わからない。
こうなると、天気がうらめしくなるほど
じりじりと照りつける太陽、
お墓なんてさ、日本にいたってそうそう行かないのに等と、
文句の1つもでてきたり、
Hちゃんは、かなり後から、かったるそうに
歩いてくる。
かなり歩いた時、柵で囲われて、
今までの所と、区画が違うところに入る。
どうも、違う墓地だったのか、
風景も変わる。
芝生に、ただ木の板があるだけのものや、
少し、風格のあるもの、いろいろある、
コの字型にもどりつつ、
やっと出てきた案内図で、目指す音楽家のお墓にたどり着いた頃は
脱水症状寸前。
(モーツァルトとベートーベンの墓)
200mのそぞろ歩きが、しっかり歩きになってしまった。
この区画には、モーツァルト、ヨハン・シュトラウス父子、
ブラームス等のお墓が集まっている。
残念ながら、有名な音楽家に会うことはできなかったが
お墓のいろいろをみることはできた。
お棺をそのままいれるような、
取っ手のついたお墓。今も土葬なのかな?
それから、お墓参りしていた中年の婦人二人が
お墓にキスしていたのも、日本では見ない風景。
納骨のため、教会から出てきた葬儀の列。
墓地のまん前にあった、日本で言えば
墓石屋さん。
予約済みの札あり、値段(1590ユーロ/夏割引でしょうか)が分かる。
そういえば、ドイツ語での数字の位取りの「,」と「,」って、
日本と逆ですね。
慣れてないと、変。
日本だと、1,500.00
ドイツだと、1.500,00
モーツァルトの墓の上を、飛行機が飛ぶ。
次の日には、飛行機に乗って帰るんだな。
この日のBGMは、
Where have all the flowers gone,long time passing♪
なんていかが?
旅もそろそろ終盤! クリック!
(9月7日記)
このホテルに泊まりました。
ベートーベンが食事に来たというのが
案内のパンフレットに書かれていた。
で、入り口にベートーベンが、ちょっとこわもての顔で
立ってます。
部屋の入り口には、名前が書かれていたので
帰ってきてから、この人って誰? と検索したら、
世界に有名なマジシャンだそうで。
部屋に仕掛けでもあったりして(笑)
この日は、お土産を買ったり、市内観光で
のんびり過ごそうという予定だったのですが…
今回の旅に出る前、どこに行ったらいいかと相談した
霧が峰のヒュッテ・ジャベルのTさんのお父様の話…
熱心なクラシックファンだったお父様は、
ウィーンを訪れ、コンサートの前に
ベートーベンのお墓を是非訪れたいと、
案内書を片手に、ベートーベンのお墓を探していたら
通りかかったお年寄りが、
何を探しているのかと聞いたので
かくかくしかじかと説明すると、
自分も行くからと、
わざわざ、ベートーベンの墓まで案内してくれた。
服装も地味で、お墓の掃除でもしている人かと
思っていたら、何と、ケンプだった。
彼は、演奏会の前には、ベートーベンのお墓に参って
それから演奏会場に行くのが常だったのだそうである。
そして、それ以来、ケンプが来日すると連絡をくれて、
コンサートに招待してくれた…
という、ジャベルのお父様のエピソードをきいていたので
ちょっと、ベートーベンのお墓に寄ってみようということになった。
地図で中央墓地を確かめ、
また、ああだこうだいいながら、
墓地を探す。
あった、墓地だと、入ろうとしたら
ここじゃない、もっと先の入り口だといわれ、
その「もっと先」に入る。
200mの並木道を歩くと、着く様に書いてあるのに
いくら歩いても着かない。
でも、32区Aという区画を探しながらどんどん、どんどん歩く。
いや、どうも違うと思っても、広大な墓地、もう、どこにいるかも
わからない。
こうなると、天気がうらめしくなるほど
じりじりと照りつける太陽、
お墓なんてさ、日本にいたってそうそう行かないのに等と、
文句の1つもでてきたり、
Hちゃんは、かなり後から、かったるそうに
歩いてくる。
かなり歩いた時、柵で囲われて、
今までの所と、区画が違うところに入る。
どうも、違う墓地だったのか、
風景も変わる。
芝生に、ただ木の板があるだけのものや、
少し、風格のあるもの、いろいろある、
コの字型にもどりつつ、
やっと出てきた案内図で、目指す音楽家のお墓にたどり着いた頃は
脱水症状寸前。
(モーツァルトとベートーベンの墓)
200mのそぞろ歩きが、しっかり歩きになってしまった。
この区画には、モーツァルト、ヨハン・シュトラウス父子、
ブラームス等のお墓が集まっている。
残念ながら、有名な音楽家に会うことはできなかったが
お墓のいろいろをみることはできた。
お棺をそのままいれるような、
取っ手のついたお墓。今も土葬なのかな?
それから、お墓参りしていた中年の婦人二人が
お墓にキスしていたのも、日本では見ない風景。
納骨のため、教会から出てきた葬儀の列。
墓地のまん前にあった、日本で言えば
墓石屋さん。
予約済みの札あり、値段(1590ユーロ/夏割引でしょうか)が分かる。
そういえば、ドイツ語での数字の位取りの「,」と「,」って、
日本と逆ですね。
慣れてないと、変。
日本だと、1,500.00
ドイツだと、1.500,00
モーツァルトの墓の上を、飛行機が飛ぶ。
次の日には、飛行機に乗って帰るんだな。
この日のBGMは、
Where have all the flowers gone,long time passing♪
なんていかが?
旅もそろそろ終盤! クリック!
(9月7日記)
に釣られてやってきました(笑
音楽家のお墓かっこいいですね
日本のはみんな同じ形でつまんない
でも最近ハート型の墓石を見たこと歩けど(--
「実在」していたんだと、強く思いましたよ、
イギリス旅行の時に、「トールキン」のお墓の前で、
観光気分だが、ちょっと静かな気持ちになったです。
このへんの歌は、とも!さん若いのに
よく知っているんですよね。
音楽家のお墓は、他の区画とは、
かなり異なっていましたよ。
★tamakitiさん
炎天下だったので、疲れました。
初めに入り込んだのは、
ユダヤ教のお墓の一画だったようでした。
★suzuchanさん
お読み頂き有難うございます。
一緒に旅した気分になっていただければ…
★まーにゃさん
諦めず、粘りましたよ。
この一画に、音楽家がぎっしりつまっていました。ブラームス、そのほかにも数名のお墓がありました。
★レオさん
確かに、ここに生きて、
ここで死んでいったんだと実感しますね。
想像をふくらますと、面白いですね。