5月6日の岐阜新聞『岐阜弁の半数超 若者「知らんて」』の記事。反応はしてたけどアレコレ忙しく、やっと記事にできた。岐阜弁については前にも『岐阜弁まるけ』という記事を書いてるけどね・・・
新聞記事にあるように例示した50語のうち、回答者の3分の2以上が「意味が分からない」とした岐阜弁が半数を超えた。という。
「ごがわく」「づつない」「かざ」の3語は、回答した全員が「意味が分からない」。小学生では「じょうらかす」(足をくずす)「けなるい」「ざいはらい」の3語で全員が「意味が分からない」とのこと。私も「ごがわく」以外はわからん。
いま70歳の私が分かるのは「ごがわく」「くろ」「ひまざい」「よーさ」「やっとかめ」。でも私が自分から使うのは「やっとかめ」くらいかなあ。
それでも9割以上がわかるという机を運ぶ時の「つる」、鍵をかける時の「かう」、バカ・アホの「たわけ」、最下位を意味する「どべ」、捨てるの「ほかる」は当然使うし、健在とのことでホッとした。
また、怖いという意味の「おそがい」はいつもコメントいただけるとまぢふさんのブログでも見られますし、几帳面の反対の「だだくさ」、準備するの「まわしをする」美味しくないの「あじない」、疲れるの「えらい」、お粗末の「おぞい」、ちょっかいの意味「かまう」、美容院の「かみいさん」、画鋲「がばり」水分や脂気がなくなつて乾いた状態「カピカピ」、硬いの「かんかん」、工夫するの「かんこーする」、この間の「こないだ」、失礼しました「ごぶれいしました」、お湯などが熱い「ちんちん」、窮屈「つもい」、どこか「どこぞかんぞ」、さわる「なぶる」、ズボラ「なまかわ」、なめる「ねぶる」、汚い「ばばい」、爪でひっかく「ばりかく」お腹いっぱい「ポンポン」、○○だらけ「○○まるけ」太もも「ももた」、やりにくい「やにこい」、招待される「よばれる」。
なんてのが私のボキャブラリーですかねえ。
「私のブログ」と大きな文字で書いとくれて
どえらけないこと嬉しいです!
意味が分からない言葉、「ざいはらい」と「ひまざい」だけは聞いたこともありません。まあ、飛騨ですからね、私は。(正確には郡上方言圏です)
峠おやじさんのボキャブラリー、全てOK・分かります!!
やっぱここは『おそがい』ことで、でしょう。
それより私ゃ『どえらけない』が聞いたことない。
たぶん「すごく」の意味で尾張弁でいう「どえりぁ」の変形?郡上方言かも?
その代わり『ひまざい』が聞いたことないですか。
私だって年齢が上の人から言われるくらいで使わないですからね。
意味が分かる=「全部知ってるわよ」
意味が分からない=「ごがわく、づつない、やっとかめはわかるけど、かざ?、くろ?、けなるい?、ざいはらい?、ひまざい?、よーさい?、わからないなぁ」
だそうです。ジャン妻は岩村城下町にいました。
疲れてしまいます。
この年になりますと殆ど理解できますが、世代が
違うと廃れていくでしょうね。
あまりにも特殊ですから。
私らの方で「コワイ」といえば、
「恐縮」です。(硬いの意味ももちろんあります。)
高価な贈り物したりすると、
『あっれ! コワイさァ~!!』
とか言われます。
郡上というより飛騨の言葉ですね。
なので、
「ほんに コワイことで」とは、
『本当に ありがたく恐れいります』
みたいな意味です。
標準語っぽいコトバなのに方言。
どう使い分けているのか・・・
オソガイことです。。。
学生のときの同期会をお泊りでやっていてお返事遅くなりました。
岩村は朝ドラ『半分青い』の舞台で東濃でも南部。
同じ岐阜でも少しづつボキャブラリーが違います。
「どべ」いいですね。中日ドベゴンズと自虐的に使います。
岐阜弁の専門書はさすがに見たことはありません。
また広範囲な岐阜県ですから網羅しようとすると
分厚くなるのでしょうね。
ジェネレーションギャップもありますから
自然体で行くしかないでしょう。
コメントに気づいてません。失礼しました。
「コワイ」が「恐縮」。
飛騨言葉ですか。岐阜も広いなあ。