月ヶ瀬梅林
過去何度か月ヶ瀬梅林にツーリングしています。
・2003年 ・2005年 ・2009年
今年の月ヶ瀬梅林は、奈良新聞の記事によると、
景色も楽しめるように雑木を処理したので、景観が楽しめるようです。
【奈良新聞のコピー】
視界良好 見に来て - 雑木伐採し整備【月瀬梅林】
2010年1月23日 奈良新聞
湖畔に梅林が広がり、観梅時期には約20万人が訪れる国の名勝「月瀬梅林」(奈良市)で、景観を遮っていた雑木の伐採作業が終わった。渓谷の斜面に梅林があり、所有者の高齢化などで管理の手が行き届かず、荒廃が懸念されていたが、3月に「全国梅サミット」を控えていることや市の重要な観光・文化資源であることから公的支援により、景観が整備された。
月瀬梅林は、月ケ瀬湖畔一帯、約27ヘクタールにわたり約1万本の梅林が広がる梅の名所で、江戸時代の儒学者、頼山陽が「月瀬は梅花世界」とたたえるなど著名な文人墨客をはじめ数多くの人を魅了してきた。大正11年には奈良公園、金沢兼六園とともに国の名勝第1号に指定された。
しかし、産業構造の変化とともに、同地区の主要産業だった、梅の実を原料とする染色用の「烏梅(うばい)」の需要が減退。また、近年では所有者の高齢化や後継者不足で梅林の3~4割は人の手が入らずタケやケヤキ、クヌギなどの雑木が生え、梅と湖が織り成す景観を妨げていた。
梅林の荒廃を懸念した地元住民らは、市民共有の財産である月瀬梅林を守ろうと、市に景観整備への支援を要望。市は平城遷都1300年祭に合わせ、今年3月20、21日に月瀬梅林などで、全国の12市町が加盟する全国梅サミットを開くこともあり、月ケ瀬梅渓保勝会(田中喜隆理事長)に整備事業費として約600万円の補助を決めた。
同会は昨年8月から12月にかけて、月ケ瀬尾山の観梅道を中心に高木約130本、タケ約250平方メートル、その周辺の低木などを伐採、梅の木と湖が織り成す美しい景観がよみがえった。
今後は昭和30年代の高山ダム建設に伴う梅木の移植により、不明確になっている名勝指定地変更の検討や梅の資料館、梅公園の整備なども進める方針。田中理事長は「これを契機に月瀬梅林の偉大さを再認識し、さらに発展させていきたい」と話している。
・雑木伐採前の梅林。雑木が生い茂り、湖が見えない
・雑木伐採後の梅林。湖にかかる月ケ瀬橋が見えるようになった
過去何度か月ヶ瀬梅林にツーリングしています。
・2003年 ・2005年 ・2009年
今年の月ヶ瀬梅林は、奈良新聞の記事によると、
景色も楽しめるように雑木を処理したので、景観が楽しめるようです。
【奈良新聞のコピー】
視界良好 見に来て - 雑木伐採し整備【月瀬梅林】
2010年1月23日 奈良新聞
湖畔に梅林が広がり、観梅時期には約20万人が訪れる国の名勝「月瀬梅林」(奈良市)で、景観を遮っていた雑木の伐採作業が終わった。渓谷の斜面に梅林があり、所有者の高齢化などで管理の手が行き届かず、荒廃が懸念されていたが、3月に「全国梅サミット」を控えていることや市の重要な観光・文化資源であることから公的支援により、景観が整備された。
月瀬梅林は、月ケ瀬湖畔一帯、約27ヘクタールにわたり約1万本の梅林が広がる梅の名所で、江戸時代の儒学者、頼山陽が「月瀬は梅花世界」とたたえるなど著名な文人墨客をはじめ数多くの人を魅了してきた。大正11年には奈良公園、金沢兼六園とともに国の名勝第1号に指定された。
しかし、産業構造の変化とともに、同地区の主要産業だった、梅の実を原料とする染色用の「烏梅(うばい)」の需要が減退。また、近年では所有者の高齢化や後継者不足で梅林の3~4割は人の手が入らずタケやケヤキ、クヌギなどの雑木が生え、梅と湖が織り成す景観を妨げていた。
梅林の荒廃を懸念した地元住民らは、市民共有の財産である月瀬梅林を守ろうと、市に景観整備への支援を要望。市は平城遷都1300年祭に合わせ、今年3月20、21日に月瀬梅林などで、全国の12市町が加盟する全国梅サミットを開くこともあり、月ケ瀬梅渓保勝会(田中喜隆理事長)に整備事業費として約600万円の補助を決めた。
同会は昨年8月から12月にかけて、月ケ瀬尾山の観梅道を中心に高木約130本、タケ約250平方メートル、その周辺の低木などを伐採、梅の木と湖が織り成す美しい景観がよみがえった。
今後は昭和30年代の高山ダム建設に伴う梅木の移植により、不明確になっている名勝指定地変更の検討や梅の資料館、梅公園の整備なども進める方針。田中理事長は「これを契機に月瀬梅林の偉大さを再認識し、さらに発展させていきたい」と話している。
・雑木伐採前の梅林。雑木が生い茂り、湖が見えない
・雑木伐採後の梅林。湖にかかる月ケ瀬橋が見えるようになった