メールで複数の画像ファイルを送る時などファイルをフォルダーでまとめ、
フォルダーでは添付できないので、
圧縮ソフトでフォルダーを圧縮して
メールに添付して送信することがあります。
しかし、圧縮ファイルの中でもおなじみのLZH形式は、今後使われなくなりそうです。
LZHに限らず、ZIPなどほかの形式でも圧縮ファイルを改ざんして、
悪意あるユーザーがウイルスを忍ばせる可能性がありますが、
ZIP形式などの場合は、例えファイルが不正に改ざんされていても、
ウイルス対策ソフトを導入していればきちんと検疫できるのに対して、
LZH形式の場合は日本語での利用が殆どなので、ウイルス対策ソフト側の
対応が遅れたり、見逃されるケースが多いからです。
ZIP形式は国際標準ですが、LZH形式は日本語専用になっており、
「ガラパゴス化」とは違いますが、ウィルス対策ソフト会社は
日本語専用の対策まで手が回らないようです。
これからは、圧縮する際のファイル形式を、ZIP形式にするようにしよう。
■参考情報
・
LZHファイルの使用は危険!作者が使用中止を呼びかけ:IT羅針盤
・
国産の圧縮形式「LZH」のUNLHA32.DLLの開発中止へ、
LZH形式使用中止を呼びかけ - GIGAZINE