KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

「西宮まちたび博2013」の「日本酒で乾杯!」に参加

2013年10月30日 | その他あれこれ
10月15日のブログに書いた「西宮まちたび博2013」の「日本酒で乾杯!」に10月27日(日)に参加しました。
「西宮まちたび博2013」のプログラム24「日本酒で乾杯!」 - KOfyの「倍行く」人生 2013年10月15日

台風一過の日本晴れの阪神西宮駅に9:45分に集合し、試飲用のお猪口や地図などを受け取り、
2班に分かれて、ぶらぶら散策のスタートです。
ガイドの方がポイントポイントで解説してくれるのが嬉しいです。

    


阪神西宮駅の南には、阪神大震災で止まった大時計がモニュメントとしてありました。
西宮戎神社の東門までの旧国道、西国街道(九州大宰府までの道)等もガイドされました。

    


阪神高速の下をくぐり、国道43号線をわたって、清酒メーカーの宮水の井戸や宮水庭園
辰馬酒造本家の白鹿、辰馬酒造分家の白鷹、日本盛の3社のミュージアム、アンテナショップを
回りました。

辰馬本家酒造、白鹿「酒蔵館」
白鹿クラシックス(蔵が6つあったから、支配人さんから白鹿の歴史解説)、3種類の試飲
白鷹禄水苑 伊勢神宮の外宮に清酒を奉納、3種類の試飲
日本盛『酒蔵通り煉瓦館』3種類の試飲

    

    

    

    

    


日本盛で解散だったのですが、その後、友人の推薦する造り酒屋さん(大澤本家酒造)に行き、
お勧めの原酒を各自1本購入し、友人宅で奥さまお手製の料理を日本酒で楽しみました。


    


今回の参加で、勉強になった事項。
1.阪神高速神戸線の西宮付近の橋脚は他の場所より幅広で、宮水の水脈への影響を避けている。
2.蔵出し原酒にも醸造用のアルコールが使われている。
3.日本酒は、米と米麹と水だけで作られる「純米酒」と醸造用アルコール(香り付など)をまぜたものの2分類される。
4.精米度合で大吟醸(50%以上)、吟醸(40%以上)に分類され、純米でないものもある。
5.金賞を受賞したお酒は、香り付けなどの醸造用アルコールを混ぜて、個性を出したものが多い。
6.宮水は硬水で灘の男水と言われ、京都伏見の伏水は軟水で、女水と言われている。


大澤本家酒造
純米酒とは NPO法人日本純米酒普及協会
宮水 - Wikipedia
灘五郷 - Wikipedia
gallery 灘五郷 公式ページ

■その他、日本酒のうんちく
・春の園遊会で使われる日本酒が灘の『櫻正宗』、秋の園遊会で使われる日本酒が同じく灘の『菊正宗』
・『桜正宗』は、日本酒で一番多い『正宗』(全国に170以上)と名の付く日本酒の本家
・『正宗』と言う名前の由来は、『桜正宗』の創業者が菩提寺の住職を訪ねて、
 新しい酒の銘柄を命名してもらおうとしたところ、仏教の経文の中の『臨済正宗(せいしゅう)』と言う文字の
 『せいしゅう』と清酒をかけて『正宗(せいしゅう)』と名づけたのが始まり。
・後に、名刀正宗のように切れ味がいい酒という意味から『正宗(まさむね)』と読むようになり、
 ヒットにあやかって『○○正宗』と名づける日本酒が次々と出てきた。
・白鶴酒造(白嘉納家)、同じ御影郷の菊正宗酒造(本嘉納家)や魚崎郷の櫻正宗(山邑家)とともに、旧制灘中学校を創設。

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