12月6日(水)のつぶやき

昨年10月から新型車に適用され、今年9月から継続生産車両にも適用されることになった「平成28年排出ガス規制」で生産終了モデルが続出。
我が愛車のセロー250でなく、そのモタードのXT250Xを載せているのはなぜかな？噂ではセローの… twitter.com/i/web/status/9…

— KOfy (@toyokozy) 2017年12月6日 - 03:20

そろそろ年賀状の準備をしなければ。。。
去年より取り掛かりが遅いなぁ。。。
新しく犬とバイクの素材を探そう！
blog.goo.ne.jp/toyokozy/e/750…

— KOfy (@toyokozy) 2017年12月6日 - 19:24

胸部プロテクターの普及を考える

先日、バイクの胸部プロテクターを買い換えました。
※コミネマルチチェストプロテクター（SK-695） - ＫＯｆｙの「倍行く」人生


私はバイクに乗るときには自分の身を守るためにプロテクターの装着が
有効だと思っているので、極力プロテクターを装着してバイクツーリングを楽しみます。


世の中では、ヘルメットは法律で着用義務がありますが、
それ以外のプロテクターには特に規制などありません。

オートバイのライダーの死亡事故を減らすため、プロテクターの着用を広げようと、
警視庁は2016年1月25日、新たにネット通販大手アマゾンとバイク用品通販のバイクブロスの
２社を「プロテクター普及推進隊」に任命しています。
2017年には大手バイク用品販売店のナップスも加盟しているようです。


胸部プロテクターは死亡事故原因の頭部に続いて2番目に多いので、
警察では力を入れているようですが、ライダー自身でそれを自覚して、
胸部プロテクターを装着しているのは、わずか７％のようです。


警視庁が公式で発表している事故死者損傷部位データ
頭部：46.6％
胸部：26.5％
顎部：9.0％
腹部：7.6％
腰部：3.0％
脚部：1.7％

胸部に次いで多い損傷主部位は腹部（約8%）なので、胸部と腹部の両方を
カバーできるプロテクターを選ぶというのも大事なポイント。


死亡ではなく怪我をする部位のデータ
脚部：36.5％
腕部：21.9％
顎部：15.3％
腰部：7.8％
胸部：7.0％


バイクのライダー（原付き含む）のプロテクター装着率は約7.2％
10人に9人はプロテクターを付けてないですが、その理由は
着用するのが面倒：47.0％
値段が高い：27.4％
かっこ悪い：3.7％
プロテクターを知らない：11.1％



胸部プロテクターの装着が重要と思われる理由は以下を読むとよくわかります。

心臓は強い衝撃を受けると、電気信号なるものが遮断され、心臓が停止することがあるそうです。
ドラマで電気ショックで蘇生をしているシーンがあるが、その逆になってしまうらしい。
また、３分以内に蘇生処置が受けれないと、助かっても脳に致命的なダメージを負うそうです。

肋骨が肺に刺さった場合、３０分以内に処置をしないと命にかかわる状況になり、
肺のそばにある太い血管を傷付けた場合、失血死に至ることもあるそうです。

どちらの場合も、緊急性を伴う状況であり、胸部強打による
死亡事故の要因になっているとのことです。
胸部プロテクターさえあれば、かなりのレベルで軽減できるでしょう。


胸部プロテクターには大きく2種類があります。
・胸全体を一枚のプレートで覆う一枚式のもの
・左右２つのプレートに別れた二枚式のもの

より防御性能が高いのは、一枚式の方でしょう。
衝撃を分散させるには、面積が大きい方が有利だからです。
また、二枚式のものだと、どうしてもプレートの継ぎ目（胸の中央部）が隙間となり不安が残ります。
バイクウェアに内蔵されているプロテクターは二枚式のものが多いですが、
胸部プロテクター単体での購入の場合は、一枚式を選んでおくのが妥当のようです。


ただし、夏場のプロテクター装着を考えると、通気性が重要です。
１枚式は通気性を犠牲にしている場合が多いので、完ぺきというものではないでしょう。


安全性の基準に、CE規格を取得していることがあります。
CE規格とは、欧州で販売される指定製品に対して貼付を義務づけられている安全規格のことです。

バイク用プロテクターがCE規格を取得するためには、一定の衝撃吸収力を有している必要があるので、
CE規格が付与されているプロテクターは、信頼性が高いといえます。
※CE規格にもグレードがあり、CE　LEVEL１よりもCE　LEVEL２　の方が高性能です。

全国二輪車用品連合会（JMCA）として、ヨーロッパ規格（prEN1621-3）をクリアした
胸部プロテクターについて、『推奨』として普及・着用推進の啓発活動を展開しています。
具体的にはJMCA推奨ステッカーを胸部プロテクター商品パッケージに貼付しています。
※星1：ヨーロッパ規格レベル1相当　星2：ヨーロッパ規格レベル2相当
※星印が多いほど、安心の証明


■私のブログでのプロテクターの記事

・バイク用品のネット販売とリアル店舗 - ＫＯｆｙの「倍行く」人生　2005年8月14日

・ホンダプロテクター本日到着予定！ - ＫＯｆｙの「倍行く」人生　2005年8月19日

・コミネＳＫ－６００チェストガード購入 - ＫＯｆｙの「倍行く」人生　2005年11月11日

・後付けプロテクター - ＫＯｆｙの「倍行く」人生　2006年3月26日

・オフロード用装備 - ＫＯｆｙの「倍行く」人生　2008年11月12日

・胸部プロテクター購入 - ＫＯｆｙの「倍行く」人生　2009年7月20日

・ニーシンプロテクター（RR10008）の補修 - ＫＯｆｙの「倍行く」人生　2017年10月21日