愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

西子の毛づくろい

2006年08月12日 | 西子
 以前からご紹介していますが、うちの西子は爪きりやブラッシングなどが大嫌い。濡れることも嫌がるので、連れてきた初日のわけがわからないうちに、一度、お風呂に入れたっきり。一歩も外に出ない完全家猫なので、それほど汚れることはありませんが、何もしないわけにはいきません。濡れタオルなどで身体を拭くのですが、それすら嫌がります。
 爪きりのとき同様に、強引に押さえつけて拭きますが、身体を硬直させて逃げるタイミングを計る西子。体力に自信がないのか、噛み付いたり、ひっかいたりはしませんが、ちょっと気を抜くと、目をひん剥いて逃走。以後、しばらくの間は3メートル以上近づかなくなり、例の「あおーん」を連発します。
 僕は、その様子を見て「よっぽど、濡れるのが嫌いなんだなぁ」などと思っていました。
 そんな、ある朝。寝ている僕の顔に、なにやら飛沫がかかりました。フッと見ると、西子が夜寝るときの定位置である僕の枕右横で、熱心に毛づくろい。しかも、熱心過ぎて、背中が濡れています。
 「こんな調子で、しかもこの距離で毛づくろいしてたら、たしかに飛沫が顔にかかるよなぁ」などと感心しつつも、目覚まし時計でも、鳴き声でもなく、毛づくろいに起こされたことに不満を感じる僕。しかも、僕が濡れタオルで拭いているときよりも、自分で毛づくろいしているときのほうが、体が濡れています。
 「西子ぉ~、濡れるの嫌いじゃなかったの? 濡れタオルで濡れるのはイヤだけど、自分の唾液で濡れるならいいってのはどういうわけ?」
 などと、問いかけてみましたが、答えるはずもなく、まったく無視して毛づくろい続行。
 身だしなみに気をつけていたのかもしれませんが…ちょっと納得いかないです。
コメント (5)
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