6月20日JR両毛線足利駅北口に出た。
駅前広場に保存されている電気機関車の雄姿。
中央通りを西に歩いてすぐ、足利学校にきた。
室町時代の学校を復元したものだが、風格がある。
420円の入館料で入館する。
創建は小野篁(おののたかむら802~852)というが、初代校長は鎌倉五山派の易学の権威僧快元。
授業の内容は儒学を中心に、易学、天文学。兵学もあったらしい。
全国から学生が集まり、大半は僧侶で俗人には僧侶の学徒名がつけられたとのこと。
自学自習が基本で、主に中国の古い本を教科書とし、学生はそれを書き写して学んだようです。
足利学校の次に近くの鑁阿寺(ばんなじ)に行った。
寺領は、ほぼ200m四方の正方形で、土塁と堀で囲まれている。足利一門の氏寺だった。
茶店で一休みした。
名物のシュウマイは、玉ねぎと片栗粉だけで作ったもの。
見学はこの程度にして、街角の歴史館に立ち寄り観光のまとめとした。