雨曇子日記

エイティライフの数々です

来宮神社と糸川の桜

2018-02-20 22:01:39 | 大歩危トラベル

 

駅名が「来宮」だから近くに神社があるはずだ、ぐらいの知識で訪ねた来宮神社。

来てみると、大楠が持つパワーが人気になっていて随分賑わっていた。

 

 

この楠は、樹齢 2000 年で全国第 2 位の巨樹。

不老長生、無病息災のご利益があるとか。

参詣の人は、老人だけではなく、若い人も、特に女性が多かった。

 

神社の裏山に水源をもつ糸川が相模湾に向かって中央町を流れるあたり、桜並木があった。

 

 

ここの桜まつりは、 1 月 20 日 ~ 2 月 11 日で、私が訪れたのは、2 月 15 日だから散り頃だった。

ネットで調べたところによると、58 本あって、明治のころイタリア人が持ち込んだものとか。

 

ところで、熱海新聞社前のこの馬は、どんないわれがあるのですか? 

 

 

今回の熱海行は、日帰りだったので、夕刻駅前に着くと、駅前の足湯に新しい湯が運ばれてきたところだった。

 

 

熱海旅行は、今まで温泉宿だけで、あまり町を歩かなかったのはもったいなかった、と思った。

 

 


熱海梅林

2018-02-16 20:22:17 | 大歩危トラベル

2 月 15 日(木)熱海梅園に出かけました。

熱海梅園は、JR 伊東線来宮駅より徒歩 10 分です。

 

 

「日本一早咲きの梅」を誇るだけあって梅は満開でした。

 

 

25 ha の山林に植えられた梅は、名前にこだわらず風景として楽しむことにしました。吉野の桜、熱海の梅、です。

 

 

平日でもかなりの人だから、土日や祭日はさぞかし大変な人出でしょう。そしていろいろな催しも行われるようです。

今日は猿回さん一組でした。

 

 

2000年の日韓首脳会議を記念した、韓国庭園があります。

 

 

スケッチをしておられた五木田さんは東京の方で、今夜は温泉にお泊りとか。

 

 

 


新春散策 第 2 弾 円覚寺

2018-01-19 16:48:43 | 大歩危トラベル

東慶寺のあと、円覚寺の門前に来ると、ちょうど横須賀線の踏切が下りて下り列車が通って行きました。

 

 

門前に出ました。東慶寺二世住職釈法演師百年遠忌の大きな立て看板が出ています。師は円覚寺の管長も務め禅を ZEN として世界に広めた功労者の一人で、禅宗のみならず日本仏教の中興の祖とでもいうべき高僧です。

 

 

総門と言われる第一の門をくぐります。

 

総門を入ってすぐ、入山料 300 円を支払う入口があります。今しも雲水さんが深々とお辞儀をしてして入って行かれました。

 

 

山門の先、仏殿までの広場で、園児が凧をあげていました。(今は、参詣者が最も少ない時期のようです)

 

 

門より一直線にのびる参道を進み、坐禅道場の、選仏堂、居士林などの風情ある建物の前に出ました。居士林の「居士」とは、在家の禅の修行者という意味で、こちらは、学生とか一般人が「座禅体験」をする道場のようでした。もとは、東京にあった柳生流の剣道の道場ということです。

円覚寺の HP に「居士林だより」という欄があります。禅を学びたいという在家の人へのメッセージが書かれているのでしょう。

 

 

方丈と書院に囲まれた庭園と、参道を挟んだ「妙香池」をながめていると、韓国の女性に声をかけられました。

池は、「韓国語のガイドブック上のどこにあたるか」というような問いかけでした。

 

 

そこは、方丈と書院に囲まれた池泉庭園だったので教えることができました。

 

 

少し進んで、谷を切り開いた時の露出した岩をそのまま残した「虎頭岩」を中心としたとした池「妙香池」(みょうこうち)と、国宝になっている舎利殿を見ました。

 

 

このあたりで英国のマンチェスターから来たというシャルロットジョンソンさんに会いました。

こちらから話しかけて、彼女が韓国と日本の一人旅ということを知りましたが、語学力がないのでそれ以上は会話は進みませんでした。

 

     

 


新春散策 第 2 弾  東慶寺

2018-01-18 21:56:49 | 大歩危トラベル

2018 年大歩危トラベル散策第 2 弾として、1 月 18 日北鎌倉東慶寺、円覚寺を歩きました。

 

                        ( JR 横須賀線北鎌倉駅下りの長いホームに着きました )

                        (昭和 2 年築の駅舎を出ます)

            (東慶寺は駅から徒歩 5 分。お集まり下さってありがとうございます)

 

1285 年 北條時宗夫人の覚山尼開山の東慶寺。明治からは尼寺ではなくなりますが、女人救済の治外法権をもち“駆け込み寺”として歩んできた寺の歴史は今も残り、やさしい風情が感じられます。

 

                                  (書院の庭)

                        ( マンサクの花 )

                               ( 歌碑 )

                          (本堂の釈迦如来坐像)

        (金仏。右手後方の建物は松岡宝蔵で、江戸時代の縁切り状等寺宝が展示されている)

                             (境内の石仏)

 

境内奥の墓地には、鈴木大拙、西田幾多郎、安倍能成、などの哲学者を始め多くの有名人の墓がありますが、歴代の尼僧、特に五世の用堂尼、二十世の天秀尼の墓に惹かれました。

 

               

 

後醍醐天皇の皇子護良親王は、足利尊氏に鎌倉に幽閉され弟の足利直義の家来に殺されますが、姉である用堂尼がこの寺に入って親王を供養されたことが想われます。この墓は宮内庁の管理下にあるそうです。

また、二十世の天秀尼は、豊臣秀頼の側室の子で、兄国松と大阪城から脱出しますが、国松(8 歳 )は殺され妹奈阿姫( 7 歳 )は千姫の養女となってこの寺にはいります。37 歳で亡くなりますが、その間世話をしたのは豊臣秀吉の側室“甲斐姫”といわれます。その宝篋印塔も、歴代尼僧のなかでひときわ大きな天秀尼の墓碑に 並んで建っています。

 

                    (歴代の尼僧の墓石が並ぶ一画にて歴史を偲ぶ)

 

今年平成 30 年 11 月、円覚寺の大事業として、近代的な禅の確立に努めた釈宗演老師の 100 年遠忌が行われるが、老師は円覚寺・建長寺の管長を辞された後東慶寺住職となられた。

 

                        (釈宗演老師の墓)

 

白梅、紅梅で名高い東慶寺の梅もまだ時期が早いようです。

 

 

 

 

 

 

 

      (


新春散策

2018-01-12 13:53:21 | 大歩危トラベル

わが大歩危トラベル新春企画“東京近郊散策”にお集まり下さいましてありがとうございます。

 

 

ご存じ、千葉県中山法華経寺です。

 

 

今日、最もご案内したいのは、日蓮上人“立正安国論”です。

 

 

平成 25 年に建った日蓮像が左手に持つ巻物一巻、これが、立正安国論。

巾 29 cm 長さ 16 m に及び楷書できっちり書かれているそうです。

提出された北條時頼は邪見に扱い、あろうことか、迫害すら加えましたが、今やこの巻物は国宝です。

この法華経寺にはその写しがあって(これが国宝)境内の高見に建つ“聖教殿”に保管されているのです。

 

 

この建物昭和 6 年築ですが、どこか築地本願寺のそれと似ています。

それもその筈、建築家の伊東忠太によるものだからです。ご存知のように伊東忠太は、平安神宮、築地本願寺などを設計し文化勲章も受賞した方です。東京駅を設計した辰野金吾の弟子です。

 

法華経寺散策の後、JR 下総中山駅前の“海商寿司”という店に行きました。

 

                  ( こちらは、おそろいの赤でまとめたおしゃれな K 夫妻 )

 


ディーゼル気動車 キハ 40

2017-08-12 17:47:27 | 大歩危トラベル

 

「キハ 40 」は、昭和 52 年( 1977 )~昭和 57 年( 1982 )にかけて、日本の非電化路線に投入された、電車に近い車体構造の大型気動車です。( wikipedia より)

7 月 28 日(金)私が会津若松から乗った 14 : 33 発新津行の列車です。

 

 

電化された郡山~喜多方を走る電車に比べるとやや古さは否めませんが、しっかりした造りで冷房もよく効いていて居心地のよい列車でした。

 

              (物腰のやわらかなアナウンスも立派な車掌さん)

                       (津川駅で対向車を待ちました)

 

7 月 29 日(土)無人の咲花駅ホームで 9 : 58 発の列車を待っていると、定刻に入線してきました。

 

                    (今日の車掌さんも立派な方です)

 

五泉駅で、SL 列車「ばんえつ物語」を待ちます。

 

 

SL は貫録がありますが、磐越西線 会津若松~新津 の主役はやはり キハ 40 です。

私は数回乗っただけですが、すっかりファンになってしまいました。

 

 

 

 

 


咲花温泉 碧水荘

2017-08-01 22:24:33 | 大歩危トラベル

     (磐越西線咲花駅前の看板 7月28日 16 時 36 分、この駅に降りたのは私たち2 人だけ)

             (碧水荘玄関 満室だったから他の客は車なんだろう)

               (どの客室からも阿賀野川の風景が望める)

 

この宿には、2 回目の宿泊だ。宿の主人、温泉ソムリエの森田さんにこの温泉について伺った。

咲花温泉は硫酸塩泉で、含有成分は1028 ㎎ / ㎏ 。PH 7. 5 以上の弱アルカリ性で美肌効果が高く、硫酸泉でありながら刺激が強すぎないので、湯あたりの心配がない。

開湯は、昭和 29 年( 1954 )深度 19 m から 57 ℃ の湯が湧出。

現在は、深度 400 m からの弱アルカリ性低張性高温泉を 8 軒の旅館に 45 ℓ / 分ずつ平等に配当とのことだ。

碧水荘の湯は、内湯 1、 露天風呂 1 ( 45 分 無料貸切)のみ。(それで、源泉かけ流しができる)

 

                          ( 内湯 ・ 男風呂)

                             ( 内湯の湯口 )

           (貸切露天風呂は 9 : 15 に利用したので画面が暗い)

                              ( 内湯の脱衣室 )

                         (脱衣室の壁に掲示されていた)

 

2 食付 1 万円の宿泊。

 

                          (客室)

               (夕食は部屋食だ)

                         (朝食は食堂で)

 

朝、5 時ごろ内湯に行った。湯はまだ浴槽いっぱいには溜まっていなかったが、毎日水を抜いて清掃されていることがわかった。

 

 

出発の日、9 : 53 新津行は定刻通り到着した。乗車したのは、私達だけだった。

 

 

                           

 

 

 


阿賀野川を行く

2017-07-31 17:20:41 | 大歩危トラベル

 

野岩(やがん)鉄道「会津高原尾瀬口」あたりを流れる荒見川は、荒見山(1581 m)から始まり、福島県は阿賀川、新潟に入って阿賀野川となり日本海に流れ込む。全長 210 km 日本第 10 位の大河だ。

 

 

会津若松からの磐越西線は、喜多方でほとんど乗客がおりて、2 両のジーゼルカーは 18 人となった。車窓から眺める川はまだ福島県だから“阿賀川”だ。

 

 

荻野の県営ボート場は福島県。

 

 

豊美ダムまで来ると、ここは新潟県。従って阿賀野川だ。

 

 

津川は港町だったのかな?

一泊した咲花温泉“碧水荘”の窓の下を満々と水を湛えた阿賀野川が流れていた。

 

 

 

 

 

 

 


東武線「特急リバティ」で会津入り

2017-07-29 20:59:01 | 大歩危トラベル

 

特急リバティ会津田島行きに乗った。

下今市駅からは各駅に止まるが、座っていれば会津まで運んでくれるのはありがたい。

 

                   (川治温泉を見下ろす)

 

終着「会津田島駅」には、会津鉄道のジーゼルカーが待っていた。

 

 

 

ジーゼルカーは出発。

 

                  (湯野上温泉駅の足湯)

 

         (駅長さんが手を振って見送ってくれている)

 

私は、春日部を 8:33 に乗り、会津若松には、 13:41 に着いた。

 

 

“旅をした”という感じだ。