雨曇子日記

エイティライフの数々です

勝田さんぽ

2019-08-31 19:44:25 | 関東の小都市歩き

 

 8 月 30 日(金)柏から常磐線特急「いわき」で”勝田”に来ました。約 1 時間の快適な旅です。

駅を降りて東口バス 2 番乗り場から茨城交通の路線バスに乗り「国営ひたち海浜公園」に行きました。(バス料金は大人 400 円)

 

                  (勝田駅東口)

             (ひたち海浜公園西口入り口)

       (この写真なら西口入り口の切符売り場がイメージできるでしょう)

 

入場券は、自動販売機で求めます。大人 450 円 シルバー( 65 以上)210 円 休園日は毎週月曜日。(10/1 ~ 10/31 は毎日開園)

名物のコキアはまだ色づいていないので、広い園内は閑散としています。園内周游の乗り物( 600 円 )はほとんど無人です。

 

       (ライトアップがどのように行われているかは調べなかった)
 
私は、この閑散さが気に入っています。すばらしい!
 
 
 
 
   (園内のどこからでも見えるこの大観覧車は、遊具の集まるプレジャーエリアにあります)
 
 
閑散の公園を後にして駅前に戻り、有名な「サザコーヒー本店」に行きました。
 
 
 
 
この町の映画館を経営していた鈴木譽志男氏がコーヒー店経営に転じ成功するいきさつを”カンブリア宮殿”で知って、訪ねてみたいと思っていたのです。
 
 
 
 
 (店内の仮面の部屋・経営者親子が集めたアフリカやパプアニューギニアの仮面が飾ってある)
 
 
      (1650 円ぐらいだったと思うけれどおいしかった。素材がいいのかな)
 
 
                (これは、喫茶店の庭に出て撮った写真です)
 
 
喫茶店を出て駅前に戻り、こんなモニュメントを見つけました。
 
 
 
     (これは、毎年開かれるロックフェスティバルのモニュメント)
 
   (2000 年に始まり毎年行われるこのフェスティバル、今年のものはまだ未設置)
 
 
駅前通りの広い歩道に、いくつもの彫刻作品が置かれていました。茨城県ゆかりの十数名の作家による作品です。
 
 
 
 
 
   (この作者 小鹿尚久氏は大正 11 年生まれ、復員後彫刻を始められたそうだ)
 
 
                       (同じ小鹿尚久氏による「金曜日」という作品)
 
 
 
 
 (この前衛的な作品「ミス・サフォーク」は小林一夫氏の作品)
 
 
この時期の勝田は、歩道の真ん中に置かれた作品をじっくり鑑賞でき、楽しめました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

    

 

 


加須(かぞ)総願寺の豆まき

2019-02-04 11:22:13 | 関東の小都市歩き

関東の三大不動は、成田山新勝寺、高幡山金剛寺までは不動だが、三番目となると、不動ヶ岡不動尊(加須 総願寺)・大山不動尊(飯能 金剛寺)・大相模不動尊と複数ある。その筆頭、総願寺の節分祭に行った。

 

            (東武伊勢崎線加須駅前)

     (市内を流れる会の川にかけられているのはみな年季の入った石橋)

             (水門も石造りだ)

       (寺に近づくと普段閑散とした門前が賑わっている)

          (正午の第 1 回目の豆まき式がまもなく始まる)

      (山門からお練りがあって、稚児行列に火消しの纏を持った人も)

               (いよいよ豆まきだ)

     (近くの野球名門校花咲徳栄野球部監督さんもいた)

   (災厄をはらいたい人は誰でも年男になれ、その人たちが用意した菓子を撒くのだ)

            (本堂の回廊を参詣者が取り巻いている)

      (登場した赤鬼とその 25 kg の松明、その炎など撮れなくて残念)

 

380 年前から続く”鬼追い豆まき式”だそうで、人間の心のうちにある、自己中心的な怒り、欲望や執着、真理を知らない愚かな心を追い出し、厄災を払い新しい春を迎えるこの行事が、無事盛大に行われたのは結構なことであった。

 

松明の写真確か撮ったはずだがとよく探してみたら一枚あった。

 

 

万が一の事故に備えて消防署員らしき方が待機しているのも用意周到だ。

 

この寺の裏手に芭蕉の句碑があった。市の文化財となっていて、その説明版を読むと、芭蕉の没後 150 年追悼の句碑で、当時の地元俳人が建てたものらしい。

 

 

加須はうどんの町、昼食はうどんにしようと決めていた。

 

     (街道沿いの「子亀」という店は行列だったので、向かい側の店に入った)

          (「小亀」のガラス越しに順番を待つ人が見えた)

     (大島庵のけんちんうどんともつ煮込み、ていねいなつくりで、おいしかった)

 

駅への商店街にこいのぼりを掲げた和菓子店を見つけた。

 

        (江戸末期からの老舗らしいが、しっかり受け継がれている)

 

 


船橋散歩

2019-01-25 19:42:13 | 関東の小都市歩き

千葉県船橋市は私の住む柏市からはごく近い。人口は 63 万を超え千葉市に次ぐ大都市だ。

東武アーバンパークラインできて、何度となく駅には降り立つが、JR や 京成線との乗り換えのためで、あまり街を歩いたことがない。

今回も JR 総武線に乗り換えるのが目的だったが、少し時間をさいて市内を流れる海老川とそこにかかる橋を見て回ることにした。

 

 

川幅も狭くさほど目立たないが、かっては氾濫を起こしたり暴れ川であったらしい。

 

 

神代の時代日本武尊東征の際小船を集め橋として渡ったとか。

 

 

長閑な風景はすっかり消えてなくなったわけではなさそうだ。

数ある橋の中で私が最も気に入ったのは”栄橋”。

 

 

ブログ友達の谷氏絶賛の中華料理店を見つけたのでランチに立ち寄った。

 

               (一階で準備ができるのを待つ)

         (申し訳ないが立派な三人の席を一人占めにする)

   (ポットに入ったジャスミン茶がまず運ばれ注文の海老入りそばがきた。980円)

    (それほどお腹が空いていたわけではないが健康によさそうと感じたので完食した)

 

これは、いずれ再訪して”雨曇子グルメとして発表したいと思います。

 

つけたしの写真は、適当に撮った風景です。

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              

 

 


宇都宮市を歩く

2018-12-06 20:58:52 | 関東の小都市歩き

                                    (1998 年 国の登録有形文化財)

 

12 月 6 日 友人と宇都宮市を歩きました。

この日は、過去 6 年間晴天続きでしたが、今日は、関東地方はずっと小雨です。

東武宇都宮線で来たので、駅近くの教会から見学しました。

 

 

          (祭壇の後ろに巨大なパイプオルガンがある)

 

次に、戦災で焼けたが、回復した銀杏の木。

 

 

目の前には立派な銀杏並木。

 

 

この中央通りを北に進むと栃木県庁。

 

 

県庁の最上階から市内を展望しました。

 

 

           (県庁のドア越しに中央通りを望む)

 

あとは、アーケードのある立派な商店街を通って東武宇都宮駅に戻りました。

 

 

 

 

 

 

 


龍ヶ崎市(茨城県)に過ぎたるもの 2 つ

2018-11-21 16:52:19 | 関東の小都市歩き

タイトルにあげた 2 つとは、たつのこ山公園とトラトリア アルベロだ。

 

            (たつのこやま公園のたつのこ山)

            (トラットリア アルベロ)

 

まず公園の方から言うと、20 数年前、平地にこれだけの山を築いたことがすごい。

 

 

石段は 160 段あって四方にとりつけてある。スロープで山を巻きながら上ることができる。

この土はどこから持ってきたのだろう?地元の年配の方に伺ったら、「さあ?」と首を傾げられた。

 

              (山頂の景観を示す案内表示)

  (どちらの方向か忘れたが山頂から撮った写真・成田空港は私のカメラでは無理だ)

 

ともかくこの公園には感心した。

 

 

石段の高さが丁度よく、 83 歳の私でも息を切らすことなく登れたのだ。

 

次に、トラットリア アルベロ。(イタリア語で「樹」)

 

             (カーテンに書かれた店名)

    

レストランなら看板の一つぐらいはあるのが普通だが、10 数年たつというのに店の表示が表にない。

入ってみれば立派なレストラン。

 

 

              (優しく親切なスタッフの方)

               (無帽の方がオーナーシェフ)

 

修業時代は、イタリアのシエナ、東京など様々だったそうだが、あまりぱっとした店にはいなかったようだ。

でも、成田のシェフ時代を経て、出店以来繁盛しているのは、それだけの理由があるに違いない。

ランチのALBELOコースの 1680 円からディナーの「おまかせコース」8500 円まで評判がいいからだと思う。

私は、二度とも 1680 円のランチだ。

 

          (はじめは白いパンが出た。これは、お替りのパン)

 

ただ、このトラットリアの住所、龍ヶ崎市貝原塚町1380 ー 1 というのは、決して交通至便の地ではない。 

 

 

 

 

 

 

               

 

 

 

 

 


舘林散歩 ②

2018-10-31 15:22:50 | 関東の小都市歩き

        (正造記念館裏庭に作ってあったジオラマの一部)

 

 

明治 34 年、国会議員の職を辞職して明治天皇に鉱毒問題を直訴した田中正造は、大正 2 年になくなりますが、その骨は被害民たちによって分骨され、館林市雲龍寺、佐野市惣宗寺、など五か所にほうむられていることなどを知りました。

 

 

 

こちらは舘林市が生んだ明治の文豪田山花袋です。少年期を過ごした旧居が保存されています。

 

 

明治に建てられた洋風建築の絹遺産「旧上毛モスリン事務所」もありました。

 

 

銀色のドームが輝く「向井千秋記念子ども科学館」は入館をパスしました。

 

 

最後の舘林藩主・秋元家ゆかりの別邸も立ち寄りました。

 

         (旧藩主が褌姿で投網をする像というのもめずらしい)

 

ここから、「つつじが岡公園」に向かう尾曳橋のたもとに、十月桜が見られました。

 

 

城沼(じょうぬま)を渡ると広い「つつじが岡公園」です。

 

 

ここまで来て、疲れたので引き返すことにしました。

市役所が、かってのお城のようにそびえているのを眺めながら、駅への道をたどりました。

 

 

まさに歴史の小径を散歩したという感想です。

コンビニ、スーパーのたぐいを見なかったのは珍しいことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


舘林散歩 ①

2018-10-30 11:53:24 | 関東の小都市歩き

10 月 28 日(日)群馬県館林市を散歩しました。

 

            (改札を出て下り方面を見る)

 

舘林市は「鶴舞う形の群馬県」の首のあたり、東武伊勢崎線、特急「りょうもう」なら浅草から 1 時間弱の地です。

私は、柏市から東武線を乗り継ぎ 1 時間半強で到着しました。

西口に出て、日清製粉の「製粉ミュージアム」を見学しました。今日は、群馬県民の日ということで入館料は無料でした。

 

             (駅西口にある日清製粉のビル)

     (ミュージアム受付あたり・人出も多く社員の方が説明に当たっていました)

       (創業から現在までの歩みを展示した本館・創業期からの事務所)

        (正田英三郎ギャラリーの胸像・美智子妃殿下のご両親)

              (本館から日本庭園を見下ろす)

 

ざっと拝見し、駅東口に出ました。関東駅百選の一つです。

 

 

駅前から北に延びる立派な道路は超閑散です。

 

 

舘林といえば、うどん。「うどん本丸」という店でランチにしました。

 

      (コラーゲンたっぷりというあんみつ付き定食・てんぷらは鯰にした)

 

ここは城下町なので、歴史を感じるスポットを選んで歩きました。

 

            (ご飯・味噌汁・たくわんだけ)

 

足尾鉱毒問題に取り組んだの田中正造の記念館もありました。

 

 

見どころ多彩です。

 

 

 


幾分かの涼

2018-07-20 20:50:27 | 関東の小都市歩き

茨城県土浦は千葉県柏市から、冷房のよくきいた常磐線快速で 40 分。

 

 

ここは、土浦城の東櫓。

しばらくいて、冷房の効いた博物館の本館へ移動しました。(入館料は東櫓と共通で 105 円)

 

 

涼しい館内で、展示をゆっくり鑑賞しました。

 

                  (高瀬舟・米俵がきちんと積まれている)

                         (山車を飾る人形)

 

興味ある展示でいろいろ楽しめました。

城まえの民家 cafe (城藤茶店・しろふじさてん)に入りました。

 

 

                     (築 80 年の民家を cafe にして 5 年目)

 

この街は、道路が広々としてすがすがしい。

 

                           (駅前のビル)

                      (駅西口ペデストリアンデッキの先が市役所)

                            (市役所内部)

                         (高安関の色紙)

 

涼しいイメージをもって土浦を後にしました。

ところで、日本ハムファイターズはきょう札幌ドームでソフトバンクと対戦し、6 ー 5 で接戦をものにしましたが、この試合で 2 HR を放ち勝利に貢献しヒーロとなった渡邉諒選手は、土浦三中出身。優勝のかかった大試合に 2 本もホームランを打つとはすごい。

土浦はすごい!!

 

             (勝ち越しの 2 ランを打った渡邉選手)

       (左が渡邉諒選手、 右は捕手の石川亮選手 両者とも最近売り出し中、1.20 幕張メッセにて)

 

 

 

 

 


熱海散見

2018-06-25 12:34:42 | 関東の小都市歩き

 

6 月 21 日に、日帰りで熱海に行きました。

10 : 31 上野始発「熱海行き快速アクティ」に乗ると 12 : 11 に着きます。

駅前の広い道を海の方へ下ります。

 

 

まもなく目についたのは、豆相人車鉄道のレリーフです。

解説を読んで一つ物知りになりました。

 

 

熱海はビルの中に歴史が隠れています。

 

                 (その名も「古屋旅館」なかなかの高級旅館らしい)

                  (大正時代創業の羊羹屋さん「常磐木」)

             (いきなり江戸時代初期へタイムスリップだ)

           (糸川にかかるこの橋、将軍が湯治に来たことから名づけられたのかな?)

                   (南国の花ブーゲンビリアが咲いている)

 

海岸通りに出ました。

 

                         (マンホールのふた)

                             (お宮の松)

                           (初代お宮の松)

                           (寛一お宮の像)

                 (昭和 60 年が 30 周年とは、創立は昭和 30 年か?)

 

                     (早くも駅前「仲見世通り」に戻って来た)

            (軽便鉄道の 7 号機関車、豆相人車鉄道が発展した路線らしい)

 

熱海に来て温泉に入らないのもなんですから、駅前の足湯に浸かりました。

混浴です!!

 


栃木県 栃木市

2018-05-30 22:15:59 | 関東の小都市歩き

                            (栃木駅南口)

                           (市内大通り)

 

栃木市が県庁所在地ではないのは、関東地方ではめずらしいことではない。千葉市を除いては、茨城、埼玉、群馬、山梨、神奈川とことごとく県庁所在地は県名の都市ではない。

御多分に洩れず、栃木県の県庁所在地は栃木市ではなく、宇都宮市だ。

だが、栃木市は明治 17 年までは栃木県の県庁所在地だったのだ。

 

                 (県庁跡に大正10 年に建てられた栃木市役所別館)

 

栃木市は、川越、佐原と並び関東の“蔵の街”として名高い。

 

              (横山郷土館となっている古い商家)

 

“とちぎのお伊勢さん”と呼ばれる神明社です。

 

            (この千木が 10 あったことから「十千木=栃木」になったとか)

 

近くの近龍寺には、山本有三の墓があった。

栃木県で最初の小学校、師範学校がこの寺の境内に解設されたという。

 

 

巴波川(うずまがわ)は、有名な川らしいが最初は読めなかった。

 

              (この立派な屋敷は“塚田歴史伝説館”となっている)

 

「マンスリー東武 5 月号 新・駅前そぞろ歩記」を参考に、この街を歩いてきました。

ほんの一角を知ったに過ぎません。