第一戦は 7 月 14 日(金)満員のナゴヤドーム。
全パ 6 ー 2 全セ
ホームランは合計 4 本出て、パは秋山(西)の先頭打者 HR を始めとし、西川(日)、中田(日)が打ち、セは筒香(横)が打った。
2 ー 2 の 8 回勝ち越し打を放った内川(ソ)が MVP を獲得。大谷(日)の代打で出場したので、「ファンに申し訳ない」などと言っていたが、ここぞというところでしっかり仕事ができるのはさすがだ。
第二戦は 7 月 15 日(土)千葉の ZOZOマリンスタジアム。ロッテの本拠地だ。 6 年ぶりの開催。球場は勿論満員だ。
全パ 3 Xー 1 全セ
先発則本(楽)・菅野(巨)の球威はすごく、2 回ずつ投げたが完璧に打者を抑え込んだ。特に則本投手は自身の最速 158km を記録する気迫のピッチングだった。
MVP を取ったのは HR のディスパイネ(ソ)。キューバから日本に来て最初の 3 年をロッテの選手として過ごした思い出の球場での受賞だ。
敢闘賞は、勝ち越し打の秋山(西)、HR の鈴木大地(ロ),全セ唯一の得点を金子からの HR で挙げた小林(巨)が獲得した。
この試合、3 ー 1 で迎えた 9 回表、マウンドに上がったのは谷元(日)投手。
監督推薦で 9 年目にして初めてオールスターに選ばれた選手だ。しかし、堂々と抑えの役割で果たし胸をはってマウンドを降りた。栗山監督ならではの采配で、今季不振を極める日本ハムにあって、オールスター戦だけは会心の勝利に酔ったことだろう。
(カマガヤ公男)