「5 年がかりで修復され 2 月 11 日開帳」のニュースを朝日新聞千葉版で知って、成田線湖北駅北口に来た。
線路沿いの道を成田方面に進み石井踏切を左折するとすぐ。
(お役目ご苦労様です)
お堂に安置された仏様を拝見した。
(中央が薬師如来 脇侍は日光・月光菩薩)
(薬師如来のお顔)
(ガラスケースに収められ、このように展示してある)
(十二神将に近寄ってみる)
(思いっきり近寄った)
朝日新聞の記事はこう伝えている。
「・・・作られてから 200 年以上がたち、仏像の光背や手足の先端部分が壊れ、武器など仏像が手にする持物や台座がなくなるほど劣化が激しくなった。このため、住民らが 15 体の修復を計画、寄付金の受け皿となる「中里薬師堂奉賛会」をつくり、2015 年に修復事業を始めた。・・・」
(奉賛会事務局長の松下俊之さん)
松下さんは、中里地区の住民となって 9 年目とか。だから、在住 4 年目からこの運動に取り組まれた。様々な苦労を乗り越えての一つの事業の達成、そこに注がれた熱意とご労苦に敬意を表したい。
薬師堂には、時代物の様々な石碑が並び聖地であることを感じさせた。
ところで、この仏像は、年に一度 2 月 11 日に開帳され、普段は秘仏となって拝観できないのだそうだ。ただ、2 月 15 日 ~ 18 日までは、市民プラザ行われる「我孫子市文化財展」のなかで公開されるとのこと。