2月28日(日)わが庭の梅の老木も、プランターのえんどうも花をつけている。
妻の従妹にあたるÝ子さんからの小荷物が届いた。
あっ!おこしもんだ。
さっそく焼いて、醬油をつけていただく。
愛知県の郷土菓子で、子どもの頃、母の手作りの”おこしもん”を食べた。米の粉を熱湯で練って木の型に入れ形を作り、彩色する。それを蒸して出来上がりだ。黄色をつけるため、梔子(くちなし)の実を取りにやらされた記憶がある。
今は”起こしもん”の型など荒物屋などで売っていないだろう。名古屋のYさん宅には明治の木型が残っていて、それを使って作ってくださったのだ。生活様式が変わってしまった現在、愛知県下でもどれだけの家庭が”おこしもん”を手づくりしているのだろうか?
手間を惜しまず、手作りの”おこしもん”を送ってくださったY子さんに感謝しつつ、おいしくいただいた。
なお、”おこしもん”は、木型から起こして作ることから名付けられたという説もある。
この日、暖かかったので、千葉県東総の”神崎道の駅”に行った。
利根川べりを走る国道356沿いで、酒や味噌など醸造業が盛んな町、神崎の特産物をそろえたりっぱな道の駅だ。
レストランで”豚肉の味噌麹焼き定食”950円を食べた。
肉は柔らかく、味噌汁も美味しかったですよ。
息子の車、中古のダイハツ”ムーブキャンバス”は初めて乗ったが、座席が以前のミラジーノより高かったので車内から利根川の水面が見えた。