柏市増尾城址公園のビオトープに合歓の木がある。
6月15日午後4時ごろ花が咲いたか見に行った。
花の時期は始まったばかりのように思われた。
でも、のんびり構えていると終わってしまう。
そこで、6月17日、午前10時ごろ、また出かけた。
遠くから目立つ花ではない。
近寄ってしげしげと眺める花だ。
エポック社の「造園樹木辞典」には次のように書いてある。
・樹高10mほどになる落葉高木。
・花は雄しべが長く伸びて刷毛の先のような形になり、樹上に多数集まって上向きに咲いている様子は、南国的な眠くなるような光景である。
・枝は斜上から水平方向に伸びて横張り性の樹形になり、細かな羽状複葉が、軽やかに広がっている。繊細、軽快で明るい感じの樹木である。
これを読んでますますこの木が好きになった。
写真を撮っていると3人の女性が通りかかって、私に木の名前を聞いた。
いろいろとこの木について語りたかったが、名前を知らせるにとどめた。