関東の三大不動は、成田山新勝寺、高幡山金剛寺までは不動だが、三番目となると、不動ヶ岡不動尊(加須 総願寺)・大山不動尊(飯能 金剛寺)・大相模不動尊と複数ある。その筆頭、総願寺の節分祭に行った。
(東武伊勢崎線加須駅前)
(市内を流れる会の川にかけられているのはみな年季の入った石橋)
(水門も石造りだ)
(寺に近づくと普段閑散とした門前が賑わっている)
(正午の第 1 回目の豆まき式がまもなく始まる)
(山門からお練りがあって、稚児行列に火消しの纏を持った人も)
(いよいよ豆まきだ)
(近くの野球名門校花咲徳栄野球部監督さんもいた)
(災厄をはらいたい人は誰でも年男になれ、その人たちが用意した菓子を撒くのだ)
(本堂の回廊を参詣者が取り巻いている)
(登場した赤鬼とその 25 kg の松明、その炎など撮れなくて残念)
380 年前から続く”鬼追い豆まき式”だそうで、人間の心のうちにある、自己中心的な怒り、欲望や執着、真理を知らない愚かな心を追い出し、厄災を払い新しい春を迎えるこの行事が、無事盛大に行われたのは結構なことであった。
松明の写真確か撮ったはずだがとよく探してみたら一枚あった。
万が一の事故に備えて消防署員らしき方が待機しているのも用意周到だ。
この寺の裏手に芭蕉の句碑があった。市の文化財となっていて、その説明版を読むと、芭蕉の没後 150 年追悼の句碑で、当時の地元俳人が建てたものらしい。
加須はうどんの町、昼食はうどんにしようと決めていた。
(街道沿いの「子亀」という店は行列だったので、向かい側の店に入った)
(「小亀」のガラス越しに順番を待つ人が見えた)
(大島庵のけんちんうどんともつ煮込み、ていねいなつくりで、おいしかった)
駅への商店街にこいのぼりを掲げた和菓子店を見つけた。
(江戸末期からの老舗らしいが、しっかり受け継がれている)
来月、野田線経由、春日部から久喜まで、
宇都宮線に乗り継いで、那須塩原まで行こうと思っています。
不動ヶ岡不動尊(加須 総願寺)の豆まきの様子。
よく分かりました。
写真と共に分かりやすいレポートで勉強になりました。
春日部~加須 30 分
というところでしょうか。
久喜からJR宇都宮線で「那須塩原」というのは旅情をそそるルートですね。
「那須塩原紀行」に期待します!