コロナ禍で、初めて足を運んだ鎌ケ谷球場。
10月30日は、イースタンリーグ鎌ケ谷球場での最終戦、ヤクルト3連戦の初日だった。
入場券を求めた時、電話番号を申告し、普段は自由席だが、今回は指定された。「席を移動せず、マスクで観戦」が求められた。
球場のコンコースは、かなり閑散。
ソーシャルディスタンスとやらは、十分と思われた。
この試合は中継放送され、解説者席には、森本稀哲(ひちょり)氏がいた。
(サービス精神満点の元日本ハム外野手森本稀哲さん)
12時30分試合は始まった。
日本ハムの4番は、背番号66の万波中正選手。選手名鑑に鎌ケ谷の”初代大食い王”と紹介されている。
この日は4ー4で、10回裏3番谷口雄也選手が申告敬遠され、一死1・2塁のチャンスが巡ってきたが、万波選手は内野フライに終わった。陽気で練習熱心だそうだから、来期の活躍を期待しよう。
試合は引き分けに終わり、ピンチをしのいだヤクルトはまるで勝利したかのように引き上げた。
この日の入場者数は535人とのこと。
海上自衛隊下総航空基地の練習機が2分間隔で飛んできたので、そちらにも気を取られた。
よい野球観戦だった。
優勝経験もあるヤクルト、今年の戦いぶりの歯がゆさは、よく分かります。
ハム一軍のそれも、似たところがありましたから。
結局のところ、弱い ということでしょうね。
最後息切れがしたけれど、ロッテは強かった。
コロナ禍にあっても、プロ野球はそこそこ楽しめ、まずはめでたし、というところでしょうか。
今年の鎌スタは寂しい限りでした。
イベントはすべて中止、場内散策も禁止、
ガードマンが居て入れない。選手への感染防止で厳重警戒。まあ、しょうがないか。
一軍の日ハム、シーズン当初はちょっと、目だったが、中盤以降は全くいいところなし。斎藤佑樹選手も一軍登板なし、オフには手術をするなんて言われているが、ストライクゾーンの球に球威がない。戦力外にしないと、栗山監督、祐樹が残る日ハムの来シーズンの飛躍は無理でしょう。
ツバメ党の谷氏。シーズン初めに一日だけ首位に居たことが、悪夢の始まりでした。
先発陣が試合をつくれない。好投する試合は打線が足を引っ張る。点が入らない。4番村上の成長、小川投手のノーノ―など、話題もあったが、小さな大投手石川さん登板試合は、報いてあげたい打線が固くなって凡打、引き継いだ投手も緊張で球が走らないで逆転された試合が、幾つあったでしょうか。
青木さんもいい活躍をされたが、力が入り過ぎて好機での凡打が多かった。それに山田二塁手はどうしておかしくなってしまったのだろう。FAで巨人遺跡なんてフェイクニュースで心が乱れてしまったのだろうか。
全試合を4番に座って3割超えの成績を残したのは、全球団の中でヤクルトの村上選手だけ。来季の一層の成長を期待しています。