カシニワ制度には、①個人の庭 ②地域の庭 に続いて ③里山 があります。ボランティアにより放置され荒れた山林を再生させる試みです。
2016 カシニワフェスタに参加した里山は 16 。その一つ“きつね山”を訪ねました。(増尾 4-11-22 きつね山・増尾駅より徒歩 15 分)
ここが増尾城より古い「幸谷城」跡であることの説明板がありました。
通称“きつね山”を“幸谷城跡”としたのは、次の理由からです。
①土塁が城郭形体をなしている。
②城と関係の深い「根古屋」の地名が残る。
③「土倉」とみられる地下蔵が発見された。
④城跡後方に「馬場」の地名が残る。
⑤物見台跡がある。
⑥武器である「矢」の材料「矢竹」の竹藪があった。
樹木を眺め歴史に浸りました。
(五月晴れの空)
(帰途、水田で見たアオサギ)
きれいになれば、ごみを捨てる人もなくなります。
「呼塚」の斜面林を整備しているボランティアの方が
「里山 6 期の会」であることから類推すると、
柏市は「養成講座」を毎年開き、人材を養成しているようですね。
個人で所有している山林は荒れるばかりで、
手入れが行き届きません。
枯れヤブ状態になっていくばかりです。
休耕田の再利用とともに、国家的課題ですね。