例えばこの、柏市増尾城址公園の東側入口近くに置かれた庚申塔だ。
もともとここにあったのではないらしい。土地の人に聞いてみたが分からない。
文化元年甲子年に、増尾村の当時庚申講をやっていた人たちが建てたらしいことはどうやら分かる。
この場所から 1 km ほど離れた柏市大津ケ丘、前原公園の円墳の上に庚申塔が集められているが、ここに甲子年の庚申塔があある。
像が彫ってある方ではなく、「青面金剛」と文字が彫られている方だが、側面を見ると「甲子年」とある、「まてよ、甲子年は文化元年ではないのか?」と疑問がわいてくる。
調べてみると、「甲子年」は政治上の変革が起きやすいとの言い伝えで、日本ではずっと元号を変えてきた。この場合、享和 4 年ではなく文化 1 年なのだ。
それでは、この、日蓮宗の寺の門前の石塔はどうだ。
延享元甲子歳とあるではないか。
これは、文化元年( 1804 )の 60 年前、1744 年、延享元年の石塔だ。
日蓮宗独特のひげ字で「南無妙法蓮華経」と彫ってあるが、建てたのは庚申講の人たちだ。
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