金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

昨日の金繕い教室「器再楽」

2022-04-29 15:35:55 | 金繕い教室「器再楽」

昨日は好天気、川西のパレットでの金繕い教室「器再楽」までバイクです。

参加者は今回も8名。
コロナが少しおさまっての再開後、皆さん楽し気に参加してくださいます。

 
この日もたくさんの繕い品。

 

どんな仕上げにするか、ご本人と相談して。

結構友人から頼まれた品物だというのものも多いですね。

 

前回までベースを整えた品物、ベースの仕上げをミニルーターを使って補正してあげます。

この後は水ペーパーできれいに仕上げてくださいと。

 

以前に処理した時の接着剤が残っていたものを今回きれいにしてきていただいて。

地の子を混ぜた接着剤で私が処理してあげます。

 

このあと、しっかりとテープで固定して。

「今夜寝る前まで何回も押し付けないとずれが出てしまいますよ」と注意して。

 

皆さんの取り組んでいる様子です。

 

皆さんかなり慣れてこられて、必要なものもいろいろと揃えられていますね。

 

なかなか手入れの品物が減らないですね。

 

これは、ほんの少し欠けた品物ですね。

 

磁器には強力粉を混ぜたものを使って。

 

さあ、この後は漆で処理して、金属粉を蒔く作業です。

短い時間で処理する簡易法がほとんどですので、今回は金色の錫粉を使って。

この品物、体調不良で当分参加できないという方のもの、最優先で仕上げてあげて。

 

いい品物ですが、これも錫粉で。

友人からの依頼品、必要があれば金粉を使って再度処理をすればいいですからと。

 

いよいよ終了間際です。

1時前から4時前までの3時間が、あっという間に過ぎて。

休憩をとる時間もなくて。

いつも写真を撮ってくださる方がおられて助かりますね。

最終的な仕上がり状態も見せてくださいと依頼していますが、繕い途中の品物も含めてたくさんの品物を持ち帰るのが大変ですので、難しいですね。


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