KIHAKU's blog

日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ

ボートフィッシング@山中湖

2005-06-05 23:08:41 | 趣味
昨日は華門楽家の施主に誘われ、山中湖にて初のボートフィッシング。

狙うはブラックバス(オオクチバス)である。
外来生物法に指定されたことで環境省と釣り関係業界との対立が問題視されているが、一方的に非難するのも腑に落ちない部分があるので、やはり自分が体験してみるのが一番かと。
(もちろんせっかく行くのであれば楽しまなくては!)

釣行前夜はサッカー日本代表のバーレーン戦!見事に勝利(イエローフラッグの裁定、厳しいように思えたのだが)し、興奮のあまりなかなか寝つけなかったのだが、当日は寝坊する事なく起床。

まずは師匠(施主)宅にて合流し、今回は奥様不参加のため、ご主人の車に同乗、いざ出発!

道中、本日の釣りの作戦などを伝授いただき、まだ見ぬ敵にイメージを膨らませる。

山中湖に到着すると時はすでにお昼近く。
まずはお昼御飯でもと思っていたが、湖を目の前にしてお昼を食べる気にもなれず、師匠を見ると早速ボート(今回は師匠所有のボート釣り)の手続きなどを進めている。
その後、ボート(アルミ製)を車から下ろす作業だけ手伝うと師匠より、
「諸々準備を終えるまで、桟橋横でキャスティングの練習でもしててくださいな」
との一言。早速購入したばかりのリール(Abu Garciaのcardinal)をお借りしたロッドに取り付け、スピナーベイト(これも購入したばかりの新品!)をキャスティング!
うむ、なかなかの好感触。
が、しかし、これまたいきなりの藻がかり!!(ロープか?)
師匠を見ると、なにやら準備で忙しそうなので、なんとか自分ではずそうと試みるが、うまくはずせず、結局師匠に助けてもらう羽目に。(いつもすみません・・・)

そして準備も整い、乗船。
まずは練習もかねて大きめのミノーを投げてみる。

すると、なにやら重い反応。
うぅ、またしても藻にひっかかってしまったか・・・?と思い、ラインを緩めたり強く巻いたりしてみるが、どうも外れていない様子。困惑の表情で師匠を見ると、真剣な表情で竿先を見つめている。
と、同時にググンっ!と明らかに魚の反応が!!

つ「あれ??」
師「魚だよ!!」

あわててリールを巻くが、残念。すぐにバラしてしまった。
(魚に優しいバーブレスフックを使用しているためバラしやすい)

が、しかしその後、スピナーベイトで1匹(35センチ)、クランクベイトで1匹(40センチ!)を釣り上げ、ビギナーとしてはかなり良い釣果!!

そして後半は師匠の独壇場。

「バスが本職だから」と言うだけあり、1匹釣るとそれを期に怒濤のキャスティング!
しかも竿を微妙に調整(トゥイッチング)しながら、爆釣である。 

途中、深い霧が立ち篭めても、富士山から吹き付ける冷たい風に指がかじかんでも投げ続ける。
ツツイなどは普段、なかなか味わう事のできない自然界の厳しい環境で、戦意喪失。ところが師匠はますます絶好調!周囲を見回すと、なんと他の釣り人達も力強くキャスティングしているではないか!

「負けてなるものか!」

と思いつつも、徐々に思考力を失い、黙々とキャスティングを繰り返す。
そしてタイムアップ。。。

結局ツツイは前半に釣った2匹のみで、師匠は後半7匹も釣り上げていた!
うーむ、さすが師匠・・・。

ツツイは釣り人として、集中力を途切れさせない持続力、忍耐力、これらが欠落している事が、今回の釣行で判明した。
今思えば前回の釣行(管釣り)も開始早々に釣れた1匹のみで後半は全く釣果なし。アタリすらなかった。

テクニック面も大きく影響しているのだろうが、建築のコンセプト構築などの際に見せる粘り強さ、持続力、忍耐力が釣りにも活かす事ができれば、もっと釣果があがるにちがいない!
(それができれば苦労はしないのだが)

ちなみに釣りとは別に、このアルミボート、ただ乗っているだけでもなかなか楽しい。

また是非誘って頂きたいものだ。

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