KIHAKU's blog

日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ

エンツォの誘惑

2005-06-16 17:13:52 | 趣味
ヤ、ヤバイ・・・

とんでもないモノが発売されることになった・・・

レゴ・ジャパンから7月上旬発売予定の「エンツォ・フェラーリ 1/10」(写真)である!!

エンツォ・フェラーリ・・・そう!あのフェラーリの創始者の名前が付けられた21世紀のスーパーカー!
日本国内での販売価格は1億2千万円程度。。。

実車はいまだに見たことがない!

そんなエンツォ・フェラーリの1/10モデルカーをレゴが発売!!
日本国内では7月初旬からの販売となるらしい。

紹介されているサイトの写真を見ると、かなりディテールまでしっかりと作り込まれている。
そしてリアタイヤと連動したV12エンジン内部のピストンや可動ガルウィングドア、ステアリングも動かすときちんとフロントタイヤが追従。

ツツイは30年来のレゴマニア。
今年に入ってからもレゴ・フェラーリF1などといったマニアなグッズを集めている。

このエンツォ・フェラーリ、気になるお値段が・・・17000円!!

すでに予約開始されているのだが・・・
コレ・・・ちょっと高くないか!??
(海外では99USドルですでに販売されている)

お値段はさておき、ツツイの物欲魂を激しく揺さぶる一品であることに間違いはない!

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トイレの恐怖

2005-06-14 19:01:45 | 建築
最近は国産のトイレ(大便器)などもなかなか良いデザインのものが増えてきている。
海外のモノはデザイン性の高いモノが多いのだが、メンテナンスに気を遣うことが多い。
例えば用を足した後、トイレットペーパーを多く使いすぎるとすぐ詰まってしまうとか、水垢がつきやすいといったことである。
トータル的に見て、ツツイがよく住宅などでお勧めするのはINAXのsatis(写真)。
タンクレスのタイプで、コンパクトにできており、都市部の住宅事情にはフィットする。
特殊なコーティングがされているので、水垢などの汚れも付きにくく、また各所の掃除などもしやすいように随所に工夫が施されている。
金額は上代で21万円から30万円と幅広く設定されており、ナニが違うのかというと、上位モデルではBGMが流れ、トイレの部屋全体を暖房してくれ、照明が付き、自動で便座が上がったり・・・まぁ、ツツイが個人的に買うなら21万のベースとなるモデルで十分。
当然、このベースモデルにも自動洗浄装置や脱臭機能などが付いている。

ちなみにこのsatis、洗浄方式がダイレクトバルブ式と呼ばれるタイプ。
水圧だけで洗浄する方式で、タンクへの給水がなく、連続使用が可能。
便器の縁から水が渦を巻いて流れだし、「シュゴーッ」と最後は水を吐き出してからまた水を溜める。

この洗浄する時の音は飛行機のソレと似ている。
飛行機も最近のボーイング777や767などのトイレは「バキューム式」と呼ばれる方式。
これは水量はコップ一杯ほどしか使わず、あとは空気を勢いよく吸い込む方式。
多くの飛行機フェチを唸らせている「ジャンボ旅客機99の謎」(二見文庫)によると、この「バキューム式」はトイレと汚物タンクをつなぐパイプが機外に通じる構造になっている。
つまりフラッシュボタンを押すと一時的に機外とつながり、機内と機外の気圧差によって一気に機外へと吸い出されるしくみである。
そして同書には恐るべき事故も記されていた。
なんとこの「バキューム式」トイレに体格の良い人が座ったとき、その大きなお尻で便座の穴を塞いでしまったらしいのである。その状態のままフラッシュボタンを押したため、悲劇は起きた。
そう、お尻によって蓋をされてしまった便器の空気を一気に吸い出したので、真空状態になり、なんと体の内臓まで一緒に吸い込まれてしまった!
この深刻なトラブルは便座をO型からU型にすることによって解決したらしいが、なんとも恐ろしい出来事である。
万が一、「バキューム式」「O型便座」の飛行機トイレに出くわしたら、冒険などせずに、一旦立ち上がってからフラッシュバルブを押していただきたい。

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インテリア ライフスタイル2005

2005-06-13 12:44:24 | 展覧会・セミナー
先週、東京ビッグサイトで開催されていた「インテリア ライフスタイル2005」の展覧会へ赴いた。
浴槽メーカーのジャクソン(写真は以前ツツイが設計し、ジャクソンのバスタブを使用したCPmansion)がエルデコのブースに新作を展示するので、ご招待頂いたためである。
この新作「Resort Style Collection Barca Series」は、日常生活の中で リゾートスタイルを楽しむためのフリースタンディングバスとなっている。今回の展示会場では、商品の持つリゾートスタイルといった雰囲気は薄く、さまざまな要素が盛り込まれていたため、少し中途半端な感じがしたのが残念。(他3社とのコラボレートによるものだから仕方ないのかもしれないが)
商品は質感が当初イメージしていたものと違ったものの、なかなか良い雰囲気を醸し出していた。

今回、はじめてこのインテリアライフスタイル展に来たのだが(毎年開催されている)、その規模の大きさはすごい。ツツイは終了40分前くらいに会場入りしたため、駆け足で会場を見て回る羽目に。雑貨や家具などもかなり興味深いものが多かったのだが、建築に絡むブースだけ見るのが精一杯。
一番目を引いたのは、オーストリアの床材メーカー。
現地では体育館の床などに使用されている床材が、これがまたえらく良い!
是非ともツツイの設計する住宅などに取り入れていきたいのだが、単価が¥18000/?(設計上代)。
うーむ・・・なかなか良いお値段ですな。
体育館に使われているということは、現地であればもっと安く手にはいるのだろうが。
是非一度、使ってみたい素材である。

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H・kashiwa10 二期工事スタート

2005-06-11 14:34:39 | 建築
昨日はひさびさに柏へ。
数日前にハクビ(言わずとしれた着物の着付け学校)の海寳先生から連絡があり、二期工事をお願いしたいと。

一期工事が終わり、その成果が数字(入学者数や更新者数など)となって現れている。
そのデータもあって、無事に二期工事をすることになったようだ。
一期工事によって先生方や生徒たちのモチベーションも高まり、雰囲気もよくなったとの嬉しいご報告もいただいた。

ハクビ柏校は柏駅前のビルの8階にテナントとして入っている。
一期工事はエントランスまわりのみの工事。
そして今回の二期工事は教室まわりを中心とした工事となる。

昨日はハクビとしての要望、予算をお聞きし、測量しなければならない部分は測量、その後はしばらく雑談となった。

ハクビでの打ち合わせの際に、よく御菓子を出してくださる。
昨日も和菓子でお団子をいただいたのだが、大変美味。
毎回、その季節にあった美味しい和菓子を出してくださるので、打ち合わせ時の楽しみの1つになってしまった。(なんとも図々しい話だが・・・)

他にもキッチンハウスで打ち合わせの時に出して頂くお茶が美味しいとか○○さんの家でいただくコーヒーが美味しいなどといった小さな幸せを方々で分けて頂いているのだが、これはなかなか重要なコトだと思う。

小さな幸せを感じられない人は大きな幸せを掴み損ねる。

これからの夏にむけて、ツツイ事務所でも美味しいアイスコーヒーの研究でもするかな。

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華門楽家12:地鎮祭

2005-06-09 15:08:58 | 建築
本日は華門楽家の地鎮祭(とこしずめのまつり)である。

施主は夫婦二人で参加された。
三谷幸喜監督の「みんなのいえ」の地鎮祭風景を事前に鑑賞し、クライマックスとなる地鎮の儀(施主が鍬で「えいっえいっえいっ!」とやる儀式)の練習までされてきたとのこと。
んー、素晴らしい。

ところが朝、施主に会うと奥様が神妙な面もちで、

妻「お酒なんですけどぉー」
つ「はい」
妻「パックのやつしか売って無くて、それ買ってきたんです」

荷物置き場の方へ目をやると確かに紙パックのお酒が2本置かれている。

どうも朝、増田所長から連絡があり、お酒を用意してきてほしいと言われたらしい。

地鎮祭の奉献酒は一升瓶二本がセットとなっていることが多いが、一升瓶一本であっても問題ない。
それがパックであっても良いのでは?そんなことで神様が怒るとも思えないし。
逆にエコロジーな感じもするし、華門楽家っぽくて良いのではないだろうか?

などと思っている所へ増田所長が施主用の酒を調達して現場にもどってきた。

ま「こっちの方がかっこ付くと思って!」
夫妻「そうですねー、ありがとうございますー」

そんな微笑ましい一件がありながらも、予習の成果あってか地鎮祭、滞りなく済ませることができた。

その後、皆で昼食をとりながら工事請負契約を済ませ、話は門扉へ。
この華門楽家にはタイトルも示すように門が取り付けられる。
そしてこの門は中国四合院の様式に取り入れられている門扉を使いたいと。

であれば、国内で中国様式の門扉を真似て作るのではなく、いっそのこと現地に行って、その門扉を買ってきてしまえ!と。
そのツアーメンバーは施主夫妻、友伸建設・増田所長、ツツイで構成される。
予定は九月の連休を挟んで。

ツツイは中国は初。
なかなか楽しみな旅である。
(珍道中が予想されるが)

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