融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

台風、上陸

2015年07月16日 | 日記

 台風11号が四国に上陸とのことで、進路にあたる地域の方々は十分お気を付けください。浜坂の方にも、朝方に最接近するようです。明日、学校は1学期の終業式ですが、今現在で警報が出ていますので、休校になる公算が高いです。

 ところで、台風で被害が出たら、誰の責任でしょうか。自然災害ですから、誰にも責任を問えません。ただし、常識的に災害に備えるべきところ、それを怠慢のために何もしなかったとしたら、それは人災という責任が問われるようになるでしょう。

 戦場に行かせるような法律を了として、自衛隊の人が死んだり、そのために家族が路頭に迷わされたりして、誰が責任を負うのでしょうか。政治家は、涙の出ない嘘泣きをしますが、誰も責任を負う気はありません。戦場に行かせるような法律を了として、一般の人たちもまた、誰も責任を負いません。人が死のうが無責任、その家族が苦しもうが無責任、何が起こっても他人事、それが美しい国ニッポンですか?

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安保法案、与党が強行採決

2015年07月16日 | 日記

 16日午後、衆議院本会議において安保法案が与党の強行採決によって可決されました。(←リンクあり)

 「号外」が発行されるほどの重大な決議を、与党議員でさえ「国民に十分理解されていないかもしれない」などと言いながら採決をするわけですから、どれだけ国民を無視、舐めきっているのでしょうか。

 与党、自民党と公明党は、参議院で否決されても、再び衆議院で再可決できるように国会の会期を延長しています。(←リンクあり)

 まったく、用意周到です。何が何でも法案を成立させてやろうという、やる気満々です。「国民に十分理解されていない」のに、自衛隊の人が死のうが、国民が死のうが、お構いなしです。このような状況になってしまったのですから、参議院では、徹底的な審議がなされ、国民に法案の内容を詳細に伝え、いかんなく「良識の府」であることを示して欲しいと思います。

 私たち大人は、自分の子や孫を死地へと送り出すことを了とするのですか? 平和を創り出すことや、言葉を紡ぎ出したり、知恵を尽くしたりすることが不足している、怠惰なおのれの判断が、自分の子や孫を死地へと送り出すことであるとしたら、あまりにも情けなさ過ぎないと思いませんか?

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする