今日は、本当に暑かったです。この暑さのために、熱中症になったりする人も多いかと思います。無理をせず、エアコンの効いたところでお過ごしください。私は、経済的な理由も有り、何とか電気を使わないように、ケチな生活を心がけています。けれども、暑いのを我慢して熱中症で倒れたら、本末転倒です。エアコンも有効活用したいと思います。
暑くなってくると、原発で電気を作らないと大変だ、と言う人がおられると思いますが、原発で発電しなくても電気は足りています。また、原発の電気代が安いというのも間違いで、そう思い込まされているだけです。一番安い順番は、水力、火力、そして原子力です。そんな馬鹿な、と思われる方は、ご自分でお調べください。ついでに言えば、原発は、〝使用済み核廃棄物〟というのが生じます。何万年も管理しなければならない、子々孫々に莫大なツケを支払わせ、危険まで押しつけることを私たちはしているのです。そのためのコストは、今計算している原発のコストに加えられていません。使用済み核廃棄物の処理費用は、処理のための方法が確立していないので、計算不能だからです。
処理費用のことを含めると、どれだけ原発のコストが高いのかということが分かっているのに、再稼働しなければ今に生きる自分たちの経済が成り立たないとか、かなりアバウトな意見で原発再稼働が必要だと思い込んでおられる人も多いかと思います。しかし、冷静に考えてみると、原発を再稼働し、使用済み核廃棄物を出し続けることは、子々孫々の財布からお金を盗み、しかも危険まで追わせることを了とする考え方ですから、自分さえ良ければそれでいいという愚劣な生き方をしていることにならないでしょうか。また、過酷事故についても、それが今、起こっているのですが、その後始末に、どれだけ費用がかかるのかも分かりませんし、環境汚染がどれほど酷くなるのかも分かりません。今、取りかかるべき順番は、事故の対応はもちろんのこと、これ以上、使用済み核廃棄物を増やさないようにすること、つまり原発を再稼働しないこと、そして、使用済み核廃棄物処理のための技術開発ではないかと思います。
原発のある自治体の人たちは、まず、そういう危険な使用済み核廃棄物が原発の建屋の燃料プールという場所に横たわっているということ、そして災害や何らかの問題が生じ、燃料プールの冷却管理ができなくなってしまったら、それだけで過酷事故に発展するという事実を理解し、危険から身を守って欲しいと思います。
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