融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

キャンプから帰ってきました

2015年07月30日 | 日記

 但馬地区合同CSキャンプが、28日(火)~29日(水)にかけて、石ヶ堂古代村で行われました。浜坂教会からは、総勢19名が参加しました。初日のお天気は、時おり雨が降り、蒸し暑かったです。食事の会場が変わったりと、なかなかスタッフは大変でした。二日目のお天気は良いお天気でした。初日が二日目のようなお天気なら最高だったのですが・・・。何はともあれ、事故やケガもなく楽しく過ごすことができて感謝です。

 子ども同士が楽しく遊び、友だちとなり、自然から学んでいる姿を見ていると、私はこの子どもたちに、「戦争に行け」とは言えないという思いを新たにしました。よく、「どこかの国が攻めてきたらどうする」とか言う人もいますが、自分は何も行動せずに、自分より力の弱い子どもたちに、自分が助かりたいために、子どもの将来について、その人生や命について指図するなんて、何と品性下劣なことでしょうか。もし、本当にどこかの国と対立しているなら、それを和解へと導くために自らが立ち上がるというのが、大人の品性というものではないかと思います。そういった意味で、軽々しく戦争を肯定する大人のことを、品性下劣な人という嫌な言い方をわざとしているのです。特に、円熟したお年寄りは、軽々なことを言うのではなく、若い人たちの人生にとって、ためになることを言うべきではないかと注意喚起しておきたいと思っています。

  大人の考え方を、子どもに押しつけてはならない。

  大人の願っていることを、子どもに要求してはならない。

  大人は、子どもが願っていることが叶うように見守っていれば良い。

 最近の、世界を股に掛ける大企業に金で買われた劣化政治家たちは、自分たち一族の富を築くことしか考えていないように思います。大昔の、部族のような考え方ですね。イエスさまは、そんな巨万の富を得て、自分の将来が安泰だと思っている人に向かって、巨万の富よりも命が大切であることを教えています。同じように、お金などよりも、他人の命や子どもの命も、自分の命と同じように大切にするような生き方が、結局のところ人間にとって幸せな生き方ではないかと思います。

 


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