旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 平成29年8月17日 木曜日

2017-08-17 16:25:15 | 晴耕雨読日記
 今日も朝から雨です。
 午後には霧雨になりましたが…。
 本当にこの天候はいつまで続くのでしょうか。
 農家は、米の穂が出て花が咲く大事な時期の低温で、今年は米が不作だろうとあきらめているようです。

2017夏「東北 地方鉄道の旅」7 女川駅 

2017-08-17 15:50:33 | 2017夏「東北 地方鉄道の旅」
 平成29年8月5日。
 今日は女川を訪ねた後、陸前高田に向かいます。



 まずは、石巻線 普通 女川行に乗ります。





 石巻駅にも石ノ森作品がたくさんあります。








 トイレの案内表示までもです。




 始発 小牛田07:11発




石巻       07:47着 08:01発
 今日は小雨が降るあいにくの天気です。


陸前稲井     08:05着 08:05発
 陸前稲井駅前には、青森市にもある「オルブロート」がありますが、ロゴが違うことから別会社だと思います。


渡波       08:11着 08:11発
 宮城県立水産高校の最寄り駅。高校生が下車していき、車内も閑散としてきました。


万石浦      08:13着 08:14発
 「万石浦」は、石巻市と女川町にまたがる海跡湖で、仙台藩第二代藩主伊達忠宗が「ここを干拓すれば一万石の米が取れるだろう」と言ったことに由来すると言われています。万石浦駅の位置は万石浦から直線で1km程離れているので、ここからは見えません。


沢田       08:16着 08:16発
 沢田駅から浦宿駅にかけて万石浦に沿って進みます。




浦宿       08:22着 08:23発
 前回、石巻線に乗ったときはここ浦宿駅が終点。この先女川までは不通でしたが、2015年(平成27年)3月21日に開通しました。


 トンネルを抜け右にカーブすると女川駅が見えてきます。






女川       08:26着
 女川駅は、震災前より約200mメートル内陸の地盤が7~9mかさ上げされた場所に移設されています。
 駅舎は鉄骨3階建てで駅舎と町営の温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が合築されています。白い大きな屋根は、羽ばたくウミネコをイメージしているそうです。


 駅前には、皇后陛下が全線開通した日に詠んだ御歌の歌碑が建っています。




 温泉施設があるため、無料の足湯もあります。
 10時からなので、丁度お湯を入れているところでした。


 温泉水は1L5円で販売されています。


 女川駅から女川湾方面へ向かう通路沿いに商店街「シーパルピア女川」が整備されています。




 ほとんどお店が10時以降の開店。
 9時半に開いたコーヒーショップで朝食。


 旧女川駅前には「きぼうの鐘」が置かれていました。




 旧女川交番。案内板には保存するかどうか検討中とのことですが、震災遺構として保存が決まっています。




 石巻線 普通 小牛田行に乗って前谷地駅に向かいます。




女川            11:10発
浦宿       11:13着 11:13発
沢田       11:19着 11:20発
万石浦      11:22着 11:22発


渡波       11:24着 11:25発
陸前稲井     11:30着 11:31発
石巻       11:35着 11:52発
曽波神      11:56着 11:57発
鹿又       12:00着 12:03発
 石巻駅を過ぎると水田が多くなります。


佳景山      12:08着 12:08発
 すでに閉店している「いなかのデパート 須藤商店」。看板は健在でした。


前谷地      12:13着




 今日は駅前の東屋で昼食です。


 「ほやたまご」は女川町の郷土料理を商品化したものです。
 鶏の卵をほやで包み特製のだしで煮付けています。
 三陸沿岸でもほやたまごを家庭で作るのは女川だけだそうです。


 ここからは気仙沼線に乗ります。気仙沼線は石巻市の前谷地駅から気仙沼市の気仙沼駅を結ぶJR東日本の鉄道路線ですが、東日本大震災の影響で沿岸部を走行する柳津駅・気仙沼駅間が不通になっています。
 不通区間では2012年8月20日よりバス・ラピッド・トランジット(BRT=バス高速輸送システム)で運行を開始しています。
 現在は、列車が運行している前谷地駅・柳津駅間にも乗り入れています。その結果、前谷地駅・柳津駅間は、列車9往復BRT10往復となりました。


 柳津駅までは列車で行きます。

 つづく