平成29年8月5日。
今日は女川を訪ねた後、陸前高田に向かいます。
まずは、石巻線 普通 女川行に乗ります。
石巻駅にも石ノ森作品がたくさんあります。
トイレの案内表示までもです。
始発 小牛田07:11発
石巻 07:47着 08:01発
今日は小雨が降るあいにくの天気です。
陸前稲井 08:05着 08:05発
陸前稲井駅前には、青森市にもある「オルブロート」がありますが、ロゴが違うことから別会社だと思います。
渡波 08:11着 08:11発
宮城県立水産高校の最寄り駅。高校生が下車していき、車内も閑散としてきました。
万石浦 08:13着 08:14発
「万石浦」は、石巻市と女川町にまたがる海跡湖で、仙台藩第二代藩主伊達忠宗が「ここを干拓すれば一万石の米が取れるだろう」と言ったことに由来すると言われています。万石浦駅の位置は万石浦から直線で1km程離れているので、ここからは見えません。
沢田 08:16着 08:16発
沢田駅から浦宿駅にかけて万石浦に沿って進みます。
浦宿 08:22着 08:23発
前回、石巻線に乗ったときはここ浦宿駅が終点。この先女川までは不通でしたが、2015年(平成27年)3月21日に開通しました。
トンネルを抜け右にカーブすると女川駅が見えてきます。
女川 08:26着
女川駅は、震災前より約200mメートル内陸の地盤が7~9mかさ上げされた場所に移設されています。
駅舎は鉄骨3階建てで駅舎と町営の温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が合築されています。白い大きな屋根は、羽ばたくウミネコをイメージしているそうです。
駅前には、皇后陛下が全線開通した日に詠んだ御歌の歌碑が建っています。
温泉施設があるため、無料の足湯もあります。
10時からなので、丁度お湯を入れているところでした。
温泉水は1L5円で販売されています。
女川駅から女川湾方面へ向かう通路沿いに商店街「シーパルピア女川」が整備されています。
ほとんどお店が10時以降の開店。
9時半に開いたコーヒーショップで朝食。
旧女川駅前には「きぼうの鐘」が置かれていました。
旧女川交番。案内板には保存するかどうか検討中とのことですが、震災遺構として保存が決まっています。
石巻線 普通 小牛田行に乗って前谷地駅に向かいます。
女川 11:10発
浦宿 11:13着 11:13発
沢田 11:19着 11:20発
万石浦 11:22着 11:22発
渡波 11:24着 11:25発
陸前稲井 11:30着 11:31発
石巻 11:35着 11:52発
曽波神 11:56着 11:57発
鹿又 12:00着 12:03発
石巻駅を過ぎると水田が多くなります。
佳景山 12:08着 12:08発
すでに閉店している「いなかのデパート 須藤商店」。看板は健在でした。
前谷地 12:13着
今日は駅前の東屋で昼食です。
「ほやたまご」は女川町の郷土料理を商品化したものです。
鶏の卵をほやで包み特製のだしで煮付けています。
三陸沿岸でもほやたまごを家庭で作るのは女川だけだそうです。
ここからは気仙沼線に乗ります。気仙沼線は石巻市の前谷地駅から気仙沼市の気仙沼駅を結ぶJR東日本の鉄道路線ですが、東日本大震災の影響で沿岸部を走行する柳津駅・気仙沼駅間が不通になっています。
不通区間では2012年8月20日よりバス・ラピッド・トランジット(BRT=バス高速輸送システム)で運行を開始しています。
現在は、列車が運行している前谷地駅・柳津駅間にも乗り入れています。その結果、前谷地駅・柳津駅間は、列車9往復BRT10往復となりました。
柳津駅までは列車で行きます。
つづく