旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 平成30年8月7日 火曜日 立秋

2018-08-07 19:05:05 | 晴耕雨読日記
 今日は立秋。
 暦の上では夏至と秋分の中間で、今日から立冬の前日までが秋となります。
 明日からは、「暑中お見舞い」ではなく「残暑お見舞い」と言うことになります。
 東北地方の多くは立秋にふさわしい気温建だったようです。
 今日の室温も昨日より、若干下がっていました。


 しかし、関東以西の多くの地域では真夏日や猛暑日のようでした。
 暑中お見舞い申し上げます。

旅のコレクション~駅弁33 「ふもとの駅弁 元気甲斐」

2018-08-07 13:15:19 | 旅のコレクション
【ふもとの駅弁 元気甲斐】(小淵沢駅)
 [製造元](株)丸政 平成30年6月26日 小淵沢駅で購入 価格1,600円


 1985年(昭和60年)に誕生した「ふもとの駅弁 元気甲斐」は、1984年(昭和59年)10月から1987年(昭和62年)3月までテレビ朝日系で放送さ「愛川欽也の探検レストラン」から生まれた駅弁です。


 紐をほどいて掛け紙を外すと、懐かしい経木の折が2段現れます。


 上段(一の重)は京都の銘亭「菊乃井」、下段(二の重)は東京の味処「吉左右」が番組で調整したもので、今も当時の作り方で駅弁にしています。
 当時のポスター等が(株)丸政のホームページで公開されています。




 お品書きです。




 左が一の重。
 「胡桃御飯」。朴葉で包まれた、胡桃と鶏挽肉の入った薄味の炊き込み御飯です。
 小さい仕切りの上から「蓮根の金平とセロリーの粕漬」。蓮根の金平は薄味の唐辛子がきいた味付けです。セロリーは香りといいさっぱりとしたものです。
 「山女の甲州煮」。山女と干しぶどうの甘露煮のような感じです。
 「蕗と椎茸と人参の旨煮と蒟蒻の味噌煮」。薄口なので素材の味が楽しめます。
 「カリフラワーのレモン酢漬と紫萁と揚げの胡麻酢合え」。カリフラワーのレモン酢漬は、酸っぱさの中に爽やかさを感じます。
 右の二の重。
 「栗と占地ののおこわ-銀杏、蓮根入り-」。おこわですが、あっさりしているので見た目程ボリューム感がありません。上にのっているほんのり甘めの栗、シメジも控えめの味です。
 「アスパラの豚肉巻き」。肉も柔らかく、アスパラと一体感のある味がしっかり染みたものです。
 「鶏の柚子味噌合え」。甘味のある少し濃いめの味付けのものが竹串に刺してあります。
 「公魚のの南蛮漬」「山牛蒡の味噌漬」「沢庵」。箸休めに丁度良い量と味付けです。




 一つ一つ手造りされていることが伝わる「名駅弁」です。