旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁36 「きつねいなりと鮭菊ずし」

2018-08-10 09:57:04 | 旅のコレクション
【きつねいなりと鮭菊ずし】(長岡駅)
 [製造元](株)池田屋 平成30年6月28日 長岡駅で購入 価格1,050円


 ポストカードが付いている駅弁はありますが、「掛け紙」自体がポストカードになっている駅弁は珍しいです。
 花火が打ちあがり開く絵柄で、8月の長岡大花大会の案内も書かれています。


 「いなり・鮭ずし・菊ずし」という3つの手玉寿しにがメインの可愛らしい駅弁です。


 「いなり」。いなり寿しには、油揚げが薄目に煮てある長岡の豆腐屋さん「吉田屋」の名物、「長岡黒いなり」が使われています。酢飯の中には白ゴマが入っています。
 「鮭ずし」。脂のりが良い鮭の切り身を酢で締めた、美味しいものです。
 「菊ずし」。新潟産の「おもいのほか」「かきのもと」という2種類の食用菊をブレンドしているといいます。酢飯との間にとろろ昆布が挟んであります。
 玉子焼きと生姜酢漬が添えられて、デザートに笹団子が付いています。




 今回は「池田屋」さんに予約して買い求めました。
 「池田屋」さんは1887年(明治20年)創業、今年で131年目の老舗です。
 駅弁を受け取ったときは気がつきませんでしたが、袋の中にはメッセージカードが入っていました。おそらく池田屋専務、永橋ひかるさんの手書きによるものと思われます。
 今までで初めての経験です。


 決して多すぎない量なので、列車に乗り続ける旅のお昼には丁度良いお弁当です。