旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

立山黒部アルペンルート ラストイヤーの旅 3 今日は信濃大町まで行きます

2024-11-01 10:55:34 | 立山黒部アルペンルートの旅
 松本駅から大糸線に乗って信濃大町駅まで行きます。


 大糸線は、長野県の松本駅から新潟県糸魚川市の糸魚川駅に至る路線ですが、松本駅から途中の南小谷駅まではJR東日本)、南小谷駅から終点の糸魚川駅まではJR西日本の管轄です。
 松本駅が起点なので、起点を表す0㎞ポストが設置されています。
 しかし、予備知識がないと気が付きません。
 大糸線が発着するのは6番線です。
 階段下にあるのです。


 エレベータで下りてもこの通り見えづらいところにあります。


 ここはJR東日本管内ですが、オレンジの帯のJR東海の「しなの号」が長野駅まで乗り入れています。
 かつては、大阪駅発着の列車もあり、当時はJR3社を直通する珍しい特急列車でした。


 信濃大町駅まで57分の乗車です。




 梓川を渡ります。


 順調にここまでやってきましたが、大糸線は信濃大町駅より先の信濃木崎駅での倒木の影響で、上り列車に遅れがでている影響で、行き違いのあるこちらの列車にも影響が出始めました。
 結局17分ほど遅れて、16時38分に到着しました。




 1番線ホームには色々な物があります。
 明日通るこのトンネルの正式名称は何だろうね?大町トンネル・関電トンネル・針ノ木隧道色々な名前を持っているみたいですね。


 あれ?『たつのこたろう』じゃないの?
 「まんが日本昔ばなし」のオープニングソングが聞こえてきそうな素晴らしい紙人形です。
 長野県安曇野地域には『泉小太郎』という民話が、長野県上田地域には『小泉小太郎』という民話が伝わっているそうです。
 聞くところによると、児童文学作家 松谷みよ子さんの児童文学『龍の子太郎』を原作として漫画・テレビ番組・アニメ映画が製作されたり、人形劇・ミュージカルなどの舞台化もされたりしているのだそうです。
 その『龍の子太郎』は、『泉小太郎』と『小泉小太郎』を中心に、秋田の民話など日本各地に伝わる民話を組み合わせ、再話している児童文学だそうです。


 『歓迎太鼓』と言うらしいのですが、どんなときに打つんでしょうね。


 八戸から信濃大町までの乗車券に無効印を頂きました。
 雷鳥がデザインされています。


 駅スタンプは改札外にあり、台紙も準備されていました。
 絵柄は、「立山黒部アルペンルート」のメイン、黒部ダムと立山連峰をデザインしたものです。

 台紙の裏には、信濃大町駅の歴史が載っています。


 『エキタグ』も同じ絵柄です


 日没は5時頃なのですが、このお天気のため思ったより暗く感じます。


 雨も止んでいるので、駅近くの大町郵便局で風景印を収集しました。
 絵柄は、黒部ダムに雷鳥がデザインされています。


 ホテルにチェックイン。
 ツインのシングルユースです。


 この後が大変でした。
 稲光に雷鳴。そして大雨。
 夕食はホテル晩餐。松本で受け取ったイイダヤ軒の駅弁。「駅弁味の陣2023」で味覚賞を受賞した『大糸線の旅』と、近くのスーパーで調達したサラダとおぼろ豆腐。


 明日は、「立山黒部アルペンルート」に入ります。

 つづく


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