旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション314 「信州うなぎ釜めし」(茅野駅)

2024-01-05 10:55:50 | 駅弁コレクション
【信州うなぎ釜めし】(茅野駅)
                             2024.1.5投稿

2022年(令和4年)9月18日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,231円
                         [製造元](株)丸政

 シンプルに駅弁の名前とうなぎの絵が描かれた掛紙が紐がけされています。


 容器は陶器の釜に、プラスチックの蓋です。間には保湿用の紙が挟んであります。


 茶飯の上に錦糸玉子が敷かれ、ごまを振りかけたうなぎの蒲焼きが10切れといんげん・人参煮・ウズラの卵が載り、袋に入った山椒が添えられています。


 地元スーパーの駅弁大会で購入した、駅弁大会や催事で販売される『疑義駅弁』であることを承知して買いました。
 『疑義駅弁』だから粗悪な物とは限らないのですが、この駅弁は広告との差があまりにも大きい『偽り駅弁』と言って良いほどの物でした。
 当地の広告です。


 ネットで調べると、こんな広告写真を複数見つけました。


 ちなみに、2020年(令和2年)と思われる販売当初の写真をTwitterで見つけました。


 100年以上の歴史をもつ、老舗駅弁『丸政』の物とは思えない、がっかり駅弁でした。

 製造元の丸政は、1918年(大正7年)に中央本線富士見駅の構内立売業者として発足し、1929年(昭和4年)の小海線開通と共に中央本線と小海線の接続駅となった小淵沢に移転し、1944年(昭和19年)から殻弁当の販売を始めました。
 1955年(昭和30年)に株式会社となってから駅弁の他、駅内外の売店、みやげ物店、食堂、仕出し弁当の製造・宅配などもおこなっています。
 『高原野菜とカツの弁当』『元気甲斐』などが主力駅弁ですが、『駅弁味の陣』では次の駅弁が入賞しています。
 『駅弁味の陣2014』初陣賞 『信州牛と松茸ごはん』 現在は終売のようです。




 『駅弁味の陣2020』135周年記念賞 『そば屋の天むす(135周年記念パッケ
ージ)』 現在は通常包装で800円で販売中。


 『駅弁味の陣2021』駅弁大将軍 『ワインのめし』 1,500円で販売中。



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