旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

秋田内陸線の旅 再び 4~下り普通 角館行 旧阿仁合線最長区間

2019-12-28 03:13:07 | 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の旅
 「『秋田内陸線の旅 再び』。今日は、合川駅を出発します」
合川        10:50着 10:50発
 秋田県が、秋田内陸縦貫鉄道存続基準基準は赤字2億円以下だそうです。
 安定的存続のためには、なんと言っても沿線住民の利用にかかっていますが、その他にも国内旅行者を増やすことにも力を入れなければいけませんが、秋田内陸縦貫鉄道では外国人観光客の利用を増やす戦略をとっているそうです。
 そのため地方鉄道には珍しく、車内でFree Wi-Fiが使える環境にあります。


 そして、今日も外国人家族が乗っています。


 上杉駅が見えてきました。


上杉        10:53着 10:54発


 すでに、阿仁川流域に入っていますが、1km程離れているので川は見えません。
 ほぼ平坦な状態が続きます。


 緩やかな上りに入った所に、米内沢駅があります。
 単式1面1線ホームの駅すが、タブレット閉塞時代は、ここで列車の行き違いを行っていたため、。現在では線路ははずされていますが、ホームと上屋が廃墟のように残されています。 


米内沢       10:57着 10:58発


  駅の管理は、NPO法人ハッピーデリバリーが、市と委託契約し、地域住民の居場所づくりを目的に行っているそうです。
 地元出身の作曲家、成田為三氏の功績を紹介した「浜辺の歌音楽館」のPRコーナーや米内沢駅周辺の縄文時代の白坂遺跡から出土された『笑う岩偶』のレプリカを駅舎内に設置するなど、観光拠点の強化と地域の魅力発信に力を入れているそうで、『笑う岩偶』が米内沢駅の観光駅長に任命されているそうです。
 NPO法人ハッピーデリバリーの方でしょうか、いつもお手振りがあります。


 米内沢駅から次の桂瀬駅までは、半径250m~300mの急曲線が幾つも入ってくる、旧阿仁合線区間では駅間距離が最長となる5.5kmあります。




 ようやく、右手に阿仁川が見えてきました。


 カーブに加えて25‰の上り、なかなかスピードが上がりません。

 このカーブを過ぎると、桂瀬駅に到着します。


桂瀬        11:05着 11:06発


 明日を、お楽しみに


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