旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

爽やかな暑さ? 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月7日(水)

2022-09-07 19:26:48 | 閑雲野鶴日記

 昨夜は寝苦しかったですね。
 今日の最高気温は0時15分に記録した27.7度でした。
夜中に最高気温を記録したのです。
 今朝は、雨が降ったのか思うほど露で濡れていました。
 6時21分に記録した21.7度が今のところ最低気温です。


 『爽やかな暑さ』という表現が適切かどうかは分かりませんが、適度な風が吹き、湿度も低く、体感気温も30度以下の一日でした。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「焼き茄子」「胡瓜の酒粕和え、じゃが芋のバジルペースト和え、豚肉とキャベツの蒸し煮」



駅弁コレクション252 「ふもとの駅弁 元気甲斐」(小淵沢駅)

2022-09-07 10:21:48 | 駅弁コレクション
【ふもとの駅弁 元気甲斐】(小淵沢駅)
                             2022.9.7投稿

2018年(平成30年)6月26日 小淵沢駅で購入 価格1,600円
                         [製造元](株)丸政

 八ヶ岳をバックに鉄橋を渡る列車から「ヤッホー」と叫ぶ絵が描かれているイラストは村上春樹作品の装丁などで知られる安西水丸さんの作品。
 「ふもとの駅弁・元気甲斐」の名付け親は、コピーライターの岩永嘉弘さん。
 『元気甲斐』は、黒沢 明監督の映画『乱』のタイトル文字で知られる書家の今井凌雪さんの書。
 掛紙のデザインは、資生堂のデザイナーとして知られる太田和彦さんがまとめたそうです。


 紐をほどいて掛け紙を外すと、懐かしい経木の折が2段現れます。






 左が一の重。
 御飯は朴葉で包まれた、胡桃と鶏挽肉の入った薄味の胡桃御飯です。
 おかずは小さい仕切りの上から、蓮根の金平とセロリーの粕漬、山女の甲州煮、蕗と椎茸と人参の旨煮と蒟蒻の味噌煮、カリフラワーのレモン酢漬と紫萁と揚げの胡麻酢合え。
右は二の重。
 御飯は、銀杏・蓮根入りの栗と占地のおこわです。
 おかずは、竹串に刺した鶏の柚子味噌合え、アスパラの豚肉巻き、公魚の南蛮漬、山牛蒡の味噌漬、沢庵。


 「蓮根の金平とセロリーの粕漬」。蓮根の金平は薄味の唐辛子がきいた味付けです。セロリーは香りのいいさっぱりとしたものです。
 「山女の甲州煮」。山女と干しぶどうの甘露煮のような感じです。
 「蕗と椎茸と人参の旨煮と蒟蒻の味噌煮」。薄口なので素材の味が楽しめます。
 「カリフラワーのレモン酢漬と紫萁と揚げの胡麻酢合え」。カリフラワーのレモン酢漬は、酸っぱさの中に爽やかさを感じます。
 「栗と占地ののおこわ-銀杏、蓮根入り-」。おこわですが、あっさりしているので見た目程ボリューム感がありません。上に載っているほんのり甘めの栗、シメジも控えめの味です。
 「アスパラの豚肉巻き」。肉も柔らかく、アスパラと一体感のある味がしっかり染みたものです。
 「鶏の柚子味噌合え」。甘味のある少し濃いめの味付けのものが竹串に刺してあります。
 「公魚のの南蛮漬」「山牛蒡の味噌漬」「沢庵」。箸休めに丁度良い量と味付けです。


 1985年(昭和60年)に誕生した「ふもとの駅弁 元気甲斐」は、1984年(昭和59年)10月から1987年(昭和62年)3月までテレビ朝日系で放送さ「愛川欽也の探検レストラン」から生まれた駅弁です。
上段(一の重)は京都の銘亭「菊乃井」、下段(二の重)は東京の味処「吉左右」が番組で調整したもので、今も当時の作り方で駅弁にしています。
 当時のポスター等が(株)丸政のホームページで公開されています。




 『小海線・大糸線・越後線・飯山線の旅』の途中、小淵沢駅で購入しました。
 この駅弁は、現在も1,780円で販売されています。


 製造元の丸政は、1918年(大正7年)に中央本線富士見駅の構内立売業者として発足し、1929年(昭和4年)の小海線開通と共に中央本線と小海線の接続駅となった小淵沢に移転し、1944年(昭和19年)から殻弁当の販売を始めました。
 1955年(昭和30年)に株式会社となってから駅弁の他、駅内外の売店、みやげ物店、食堂、仕出し弁当の製造・宅配などもおこなっています。
 『高原野菜とカツの弁当』『元気甲斐』などが主力駅弁ですが、『駅弁味の陣』では次の駅弁が入賞しています。
 『駅弁味の陣2014』初陣賞 『信州牛と松茸ごはん』 現在は終売のようです。




 『駅弁味の陣2020』135周年記念賞 『そば屋の天むす(135周年記念パッケージ)』 現在は通常包装で780円で販売中。


 『駅弁味の陣2021』駅弁大将軍 『ワインのめし』 1,500円で販売中。



残暑? 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月6日(火)

2022-09-06 19:27:44 | 閑雲野鶴日記

 残暑にしては暑すぎましたね。
 台風の影響でしょうか、風もありましたが暑い一日でした。
 AMeDASの観測によると、今日の最高気温は11時22分に記録した29.9度でした。


 最大風速はAMeDASの観測によると11時20分に記録した6.2m/sでしたが、日中は3~5m/sの風が吹いていました。
 国土交通省が設置した定点観測カメラでは、30度を超える真夏日になりました。


 『夜」から『朝』にかけて風は強くなるようですが、明日も『日中』は晴れる予想です。


 さて、青森県には地域ブランドの『嶽きみ』(だけきみ・嶽キミ・嶽のきみ)というものがあります。
  弘前市の岩木山麓・嶽高原で栽培されているとうもろこしのことです。「きみ」とは津軽弁でとうもろこしのことを指します。
 「嶽きみ」は他のとうもろこしに比べ糖度が高く、生でも食べられる甘さを持った最高のとうもろこしブランドです。
 今年は、6月末からの度重なる大雨で、多くの畑で根腐れなどが発生し、収穫量は例年の半分ほどとなる見通しとも言われ、価格も高騰しているようです。
 が、今朝冷蔵便で届いたのです。


 早速、チンして頂きました。
 新鮮な『嶽きみ』は、初めて食べました。
 甘~ぃ!


 おまけ。
 今夜の肴。
 「大根と豚肉の煮物、胡瓜の玉子炒め、胡瓜の辛子漬け、大根おろし」「照り焼きチキン、千切りキャベツ南瓜サラダ、サニーレタス、ホッケの塩焼き」
※太字は、格外で廃棄する物や頂き物。斜体は自宅で採れた野菜。



駅弁コレクション251 「つまんでよし 食べてよし 酒肴弁当」(大船駅)

2022-09-06 13:12:53 | 駅弁コレクション
つまんでよし 食べてよし 酒肴弁当】(大船駅)
                             2022.9.6投稿

2018年(平成30年)1月21日
 東京駅(駅弁屋 祭)で購入 価格1,100円
                        [製造元](株)大船軒

 「つまんでよし、食べてよし」のフレーズに対応した絵と、お品書きが書かれた掛紙です。


 肴は左の枡には、高野豆腐・里芋・人参・筍・椎茸の煮物、炙りしめ鯵とピーマンの甘酢漬け、紅白なます。右の枡には、チャーシュー、合鴨の燻製、チーズの燻製、グリンピースがのったポテトサラダ、玉子焼き、蒲鉾、ひじき煮。
 御飯物は、左の枡に押し寿司(鱒・小鯛・穴子)。右の枡に中巻き、細巻き(たくあん・かんぴょう・鮭そぼろ)。これに大根漬が添えられています。


 『酒肴弁当』とは言うもの肴と御飯が半々なのですが、御飯がお寿司になっているので「つまんでよし、食べてよし」のとおり、お酒と一緒に楽しめる駅弁です。
 『スーパービュー踊り子3号&青梅線・五日市線の旅』の帰途、東京駅「駅弁屋 祭」で購入しました。
 この駅弁は、すでに終売しました。

 製造元の大船軒は、1888年(明治21年)の大船駅開業の頃に駅前で旅館を開業したのが始まりで、1898年(明治31年)から構内営業を開始し、現在も弁当などの製造を行う食品会社でとして大船駅を中心に駅弁の販売、駅そば店の営業なども行っています。
 創業以来商号は大船軒ですが、2009年(平成21年)日本レストランエンタプライズ(NRE)の出資会社(完全子会社)となりました。
 販売部門は一時、日NREとの合弁会社「大船軒トラベルフーズ株式会社」を設立して分社化していましたが、2011年(平成23年)NREに吸収合併されています。
 大船軒と言えば、1899年(明治32年)販売開始の日本で最初の駅弁サンドウィッチと、1913年(大正2年)販売開始の「鯵の押寿し」が有名で、現在も販売されています。
 公式ホームページでは次のように案内されています。
大船軒サンドウィッチ 530円(税込)
 発売は明治32年、百余年を越えた鎌倉ハムを使用した大船軒の伝統の商品です。
 ボンレスハムサンドとチーズサンドの2種類の味を楽しむことができます。
『駅弁味の陣201』で「掛け紙賞」受賞。


鯵の押寿し 1,080円(税込)
 中鯵の半身を伝統のあわせ酢でしめ、切り身にして押寿しにしました。


『駅弁味の陣2017』では、「伝承鯵の押寿し」が「歴弁賞~百年将軍~」(販売年数100年以上)を受賞しています。
 現在も1,380円(税込)で販売されていて、公式ホームページで次のように案内されています。
 大正二年販売当時の姿そのままに小鯵の半身を使い、伝統の合わせ酢でしめて押寿しにしました。


グループ事業の一部再編についてのお知らせ
                    2022年(令和4年)8月26日 発表
 株式会社JR東日本クロスステーション(東京都渋谷区、代表取締役西野史尚)と株式会社日本ばし大増(東京都荒川区、代表取締役穐山健輔)、株式会社大船軒(神奈川県鎌倉市、代表取締役今野高之)は、JR東日本グループの最大の経営資源である駅の価値最大化に向け、グループ総合力の強化を図るため2023年4月1日をもって合併します。
 株式会社JR東日本クロスステーションを存続会社として、株式会社日本ばし大増および株式会社大船軒と合併します。
 また、本事業再編に合わせて、2023年7月までに株式会社JR東日本クロスステーションフーズカンパニー戸田工場(埼玉県戸田市)に製造拠点の集約を行い、株式会社日本ばし大増(東京都荒川区)と株式会社大船軒(神奈川県鎌倉市)のそれぞれの製造拠点については、段階的に操業を終了(詳細時期は精査中)します。
 なお、株式会社日本ばし大増と株式会社大船軒それぞれの商標は株式会社JR東日本クロスステーションが承継し、そのブランドを使用して弁当製造等を継続していきます。

『昼食おたすけマン』 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月5日(月)

2022-09-05 23:59:59 | 閑雲野鶴日記

 九州から沖縄に欠けては台風11号の影響が続き生活に大きな影響が出ているようですが、当地は穏やかな一日でした。


 今日は所用で、久しぶりに午前中町外に出掛けました。
 帰ってきたのがお昼でしたので、今日の昼食は「我が家の『昼食おたすけマン』」!青い森鉄道野辺地駅の駅そばパクパクの「日替わりお弁当」。
 今日は「オムライス」でした。「日替わりお弁当」人気No.1だそうです。
 例によって、自作の掛け紙を巻いて駅弁気分です。

 ケチャップの量が絶妙です!


 おまけ。
 今日の一品。