旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

『机上旅行』 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月29日(木)

2022-09-29 19:45:27 | 閑雲野鶴日記

 日の出が5時半頃になってきました。


 日中の外気温は25度以下ですが、風も無く快晴で室温は28度越えでした。


 最近は『妄想旅』なんて言う言葉もありますが、年齢的には『机上旅行』が好きです。
 現地には当分行けそうもないので、昨日届いた雑誌と時刻表で『机上旅行』を楽しんだ一日でした。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「大根と鶏手羽中の赤酢煮、茄子と豚肉の味噌炒め、鯖の醤油漬け」「冷や奴(大葉)「自家製胡瓜漬胡瓜とキムチの和え物、胡瓜の辛子漬け」
 ※太字は、格外で廃棄する物や頂き物。斜体は自宅で採れた野菜。



駅弁コレクション268 「白神そだち あわび五能線弁当」(秋田駅)

2022-09-29 10:25:28 | 駅弁コレクション
【白神そだち あわび五能線弁当】(秋田駅)
                            2022.9.29投稿

2018年(平成30年)12月1日 秋田駅で購入 価格1,300円
                        [製造元](株)関根屋


 五能線の観光列車「リゾートしらかみ」の車両と沿線の景色をメインにした写真の掛紙が紐掛けされています。


 掛紙の裏がお品書きになっています。 


 出汁で炊いた御飯の上にとびっ子を散らし、あわび煮を載せています。
 付け合わは、右からみずの醤油漬け、しそ巻き大根、椎茸味噌です。
 デザートは、りんご煮です。




 スライスされたあわびは少々甘めの味付けですが、丁度良いコリコリ感があり食べやすいものです。
 しゃきしゃきした「みず醤油漬け」。「しそ巻き大根」は秋田県に伝わる漬物で、短冊切りの大根にしそが巻かれたたもので、パリパリとした食感としその風味、南蛮でしょうかピリリとした辛さがまた良いですね。
 「椎茸味噌」。秋田県の椎茸は肉厚が評判で、生産量も全国第4位です。辛みが効いているので日本酒が進みます。
 あわびは結構な量ですが、容器の大きさは10cm×10cmと小ぶりです。コスパに関しては意見が分かれる駅弁でしょう。
 なお、「白神そだち あわび」とは、2011年(平成23年)の東日本大震災をきっかけとして、白神山地のある秋田県の日本海沿岸八峰町で廃校になった小学校の校舎に設置した水槽で、白神山地の湧水を含んだミネラル豊富な日本海の海水と、男鹿産の昆布を餌として養殖されていることから付いて名前です。稚貝の供給は国内から十分に調達できないことから韓国からおこなっているということで原料原産地「韓国」の表示があります。
 ですから、養殖アワビであることを承知していないと、天然アワビと勘違いするなどして期待を裏切られたと感想を持つ方も出てきます。
 「関根屋」とJR東日本秋田支社の共同開発で誕生したというこの駅弁は、2015年(平成27年)9月1日の発売で、販売開始に当たってJR東日本秋田支社は次のようにプレスリリースしています。


 この駅弁はすでに終売のようです。
 『米坂線・男鹿線の旅』の途中、秋田駅で購入しました。

 製造元の関根屋は、秋田駅開業と同じ1902年(明治35年)創業の老舗です。
 創業当時から販売されている『特製牛めし』は、公式ホームページで次のように紹介されています。
 特製 牛めし 税込価格1,100円
 関根屋の創業当時から販売されている最も歴史のある秋田駅の名物駅弁です。牛肉と糸こんにゃくを秘伝のスープでじっくりと煮込み、あきたこまち米の白飯の上にのせました。 変わらぬ味で地元でのリピーターが多く、店舗販売数量No1を誇る関根屋自慢の1品です。
 お品書き:牛肉煮、こんにゃく煮、ぜんまい煮、その他付け合わせ、秋田県産あきたこまち米白飯


 『駅弁味の陣2019(令和1年)』では、『秋田の んめもの弁当』(シリーズ第3弾)が北東北エリア賞受賞。
 期間限定販売のため、すでに終売のようです。