Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

98タホ 進めながら 日々の作業もしていきます。

2022-04-06 10:31:36 | 日記
またまたしばらく時間が空いてしまいましたが決算と車両販売、年度末のバタバタが重なりまして全く休めない状態でした。

少し落ち着いたのと、早く書かないと無いよう忘れそうなので慌ててます。

まずはエンジン降ろしたタホの続きです。

各部確認しながら分解していきます。

シリンダヘッドを降ろして



23年前のエンジンとしては綺麗なほうでしょう。

ナンバリングしてピストンを抜いていきます。



ピストンは前後ろが決まっていますので同じように組みます。

上の写真の三時の位置に切り欠きがありますがこれがフロントマークです。

これがエンジン前方を向くように組みます。

ピストン中央に「2」とあるのは分解時にナンバーポンチで打って、どのシリンダのピストンかわかるようにしています。



プッシュロッドやロッカーアームもどこについていたものかわかるようにおいておきます。

これらは元に戻さなくてもいいのですが何か不具合を見つけた時、場所を把握していれば不具合個所の特定に役立ちます。

今回はL31(ボーテック)エンジンです。

以前のL05(TBI)エンジンとはピストンが違います。



左がTBI、右がボーテックです。

同じボアストロークの5700ccですがボーテックは今風のスカート部が短いタイプです。

こういうところも進化していますね。

エンジンをひっくり返してクランクをばらしていきます。



ベアリングキャップを外してクランクを取り出します。

裸になったエンジンを洗浄します。



まだまだ続きます、、、、先は長い!(実際はもう試運転しています)
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