四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ウラギンシジミが短時間日光浴

2015-11-01 14:02:00 | 相模原公園・北公園
10月28日

越冬シジミ類などの様子を観察しました。毎年日光浴の見られるツバキ付近は、樹木が適度に植えられた陽だまりのようなところで、開けた場所に比べて少し気温の低い環境です。10時35分、ムラサキシジミがツバキの周りを飛翔、気温が高いせいか(20度以上)日光浴せずに葉の間に入り込み、休息モードになりました。


ムラサキシジミ

すぐ近くではウラギンシジミ♀が少し開翅したのち、約3m高さのツバキ葉裏に。


ウラギンシジミ♀


同上

50mほど離れたアラカシの周りでは、ウラギンシジミ♂2頭が葉の上で短時間日光浴を繰り返していましたが、11時前には1頭が約1.5m高さの葉裏に収まるのを見届けました。


ウラギンシジミ♂


同上

11時15分頃、キタキチョウも茶の木の高さ50cm位前後の葉裏に止まろうとしたり茶の花で吸蜜したりしていました。

10月末、この場所ではウラギン・ムラサキ・キタキチョウがもう越冬準備を始めているようでした。


キタキチョウ

日当たり良好なシラカシ並木付近では、2頭のウラギンシジミが激しく闘っていました。


闘争中のウラギンシジミ♂2頭

そののち、ドングリの近くで開翅。秋の情景らしくなりました。


ドングリとウラギンシジミ♂

マテバシーのところでは、複数のムラサキツバメが見られましたが、開翅が見られないまま葉の間に収まりました。


ムラサキツバメ

もう少し季節が進み晩秋の風情になれば、越冬ウラギンシジミやムラサキ兄弟(ムラサキシジミ・ムラサキツバメ)のより長時間の日光浴観察できるのかもしれませんね。
コメント (9)