四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

相模原公園のフユシャク

2010-12-13 17:11:00 | 
12月3日に相模原公園の雑木林でイチョウの落ち葉が積もっている上をたくさんのフユシャクが飛んでいるのを観察しました。12月10日に再び観察すると、3日よりも飛ぶ数は半分以下に減っている感じでしたが、あちこちでフユシャクがヒラヒラと舞っています。



前の日(9日)に黒川地区の雑木林でフユシャクが静止する瞬間を4度目撃した経験から目で追っていくと、藁にでもすがるようにして細く枯れた蔓に止まりました。



やがて、風で蔓が右に移動して枝に接した際に、フユシャクは枝に乗り移りました。


クロスジフユエダシャク♂ 12月10日 11:26

この個体も黒川地区で目撃したのと同じクロスジフユエダシャクの雄だと判りました。3日に観察したときにはまったく静止する場面を観察できなかったのですが、かれこれ1週間経つと静止するのを比較的容易に見付けられました。
3日は一斉に羽化したばかりで元気良く飛び続けていたものの、一切の食事を摂ることなく雌を探して飛び続けるうちに体力の消耗が進み、数も減り、生存しているものも飛ぶ途中で小休止するようになったのかもしれません。



椿が咲いています。椿の葉に日が照り輝いて見えます。

気象データ(海老名、11時) 快晴 12℃ 

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6 コメント

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YODAさん (twoguitar)
2010-12-21 20:05:48
ご訪問ありがとうございます。
フユシャクではないかとKAZさんから教えていただきました。
この種類はもうまったく飛ぶ姿が見られません。
また別のフユシャクの種類が飛ぶのか観察してみようと思います。
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YODAもたた飛ぶだけのものしか見ていませんが、 (YODA)
2010-12-21 19:00:41
こんな姿だったのですね。
勉強になりました。
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silkcottonさん (twoguitar)
2010-12-14 20:07:57
フユシャクは口が退化しているので飲まず喰わず、それこそ命がけで子孫を残そうとしていますね。
雄と雌の発生時期も揃わないといけない。
フユシャクから自分が学ぶのは一生懸命生きていくってことでしょうか。加えて老前整理も大きな課題ですね。
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KAZさん (twoguitar)
2010-12-14 19:59:46
フユシャクというキーワードを教えていただいたので画像を頼りにしてネットで調べる時助かりました。
ありがとうございました。
フユシャクは種類が多く発生する時期が種類によって異なるようなので、地味ではありますがまた冬に飛ぶ蛾がいないか見て行こうと思います。
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短い一生の間に次世代をつなげる行為は命を削ってまでもしっかりとしているのですね。 (silkcotton)
2010-12-14 09:55:59
老前整理、生前整理とやたら長くなった一生に対しての心構えの講義があるようですが、本来の人間の姿を取り戻したいなあと、フユシャクから教えられています。
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やっぱりフユシャクの仲間だったんですね。 (KAZ)
2010-12-13 23:26:35
真冬の雑木林などでもたまに大きな種類を見かけてビックリさせられたりします。
地味な仲間ですが、色々探してみるのも面白いですね。
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