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四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

大野南クラシックコンサート

2006-01-22 17:53:00 | 音楽
地元の大野南公民館の増床記念に、大野南クラシックコンサート「♪春のひびき」が開催されました。
演奏は、エラン弦楽四重奏団という若手演奏家たちとピアニスト渡辺明子さん。
弦楽四重奏曲(モーツァルト「春」など)やピアノ独奏曲(ショパン幻想即興曲など)、「冬のソナタ」より2曲、「ジブリの世界」より3曲ほかが演奏されました。
徒歩10分位にあり普段の合唱練習でもよく使う大野南公民館でこのような本格的でしかもポピュラーな曲を織り交ぜた演奏会を聴けるなんて最高です。合唱仲間の人たちやご近所の知り合いも来ていてくつろいだ雰囲気のなか日曜日の午後の一時を過ごしました。
相模大野近辺は、練習会場が少ないなど、文化施設に不自由な面があります。そんななか、公民館増設とか身近なコンサートの企画など喜ばしいことです。我ら団塊の世代にとってはどんどん推し進めていってほしいものです。

エラン弦楽四重奏団は、左から第1、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラの順に並んでいました。「普通、左から順にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと並ぶことが多いと思いますが、そのように並んでいる理由は?」と司会者に聞かれ、
「それは、低音を出すチェロを真ん中において、低音を会場の遠くまで届けたいという思いで、こういう並びにしました」と答えていました。
なるほど、演奏ではチェロの低音が2つのヴァイオリンとヴィオラの音を抱き込むようにひとつのサウンドに響く一瞬があって、それが魅力になっていました。そのように話し合えるアットホームな雰囲気も随所に出ていて気持が通い合うのが伝わってくるような演奏でした。それにピアノが加わったドヴォルザークのピアノ五重奏曲作品81がもっとも聴き応えがありました。

※ショパン幻想即興曲  MIDIファイルとMP3ファイルの両方を聴けます。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (えもん)
2006-01-22 22:25:43
身近な場所でリラックスして音楽が楽しめるのは素晴らしいことです。大野南公民館は、ピアノを備える部屋が4室に増えて、ガラリと変身しましたね。
コンサートを企画したYさんに伺うと「クラシックだけに偏らないように工夫しました」とのことでした。
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えもんさん、ポピュラーな曲が入っている分、親しみやすさという彩が添えられて良かったですね。 (twoguitar)
2006-01-23 21:00:30
「もう一曲、アンコールは、美空ひばりの『川の流れのように』を演奏します」との声にも会場から喜びの声がもれていました。
弦楽四重奏で聴く「川の流れのように」これも味わい深い演奏でした。
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