7日、町田商工会議所の賀詞交換会が開催されました。
■町田私の好きなお店大賞グランプリ表彰
今回は、年末に発表された「町田私の好きなお店大賞」のグランプリ表彰も。
グランプリには、リカーポート蔵家さんが輝きました。私の投票したお店は、受賞したところも、残念ながら受賞できなかったところもありますが、これまで好きなお店に登録されてきた名店ばかりですから仕方ありません。
国政での中小企業支援策の抜本的強化と合わせて、町田市でも、どうやって地域経済をあたため、循環させていくのかについて議論し、政策提起をしていきたいなと思っています。
■「トリクルダウンという考え方を捨て去った」
会頭、市長、議長のあと、自民党の小倉衆議院議員があいさつに立ちました。そこでは、正月にトマ・ピケティ『21世紀と資本』を読んだことに触れて、格差が拡大しているのはアベノミクスのせいではなく資本主義の長い歴史のなかでうまれるものだという趣旨の話をされました。
しかし、アベノミクスは格差を拡大させ、二極化させた政策そのものです。結果、一握りの大企業と大金持ちは巨万の富を手にし、庶民生活には物価高などによる実質賃金マイナスというとんでもないことになりました。これは、アベノミクスが結局「トリクルダウン」という考え方に束縛され、財源と言えば消費税しか思いつかないという思考停止になっていることに起因するのではないでしょうか。
「党旗びらき」で、志位委員長は次のように指摘しました。
たとえば、安倍政権が最大の売り物としている「アベノミクス」はどうでしょうか。
昨年12月、OECD(経済協力開発機構)は、「格差と成長」と題する報告書を発表しました。この報告書では、「多くのOECD諸国で、過去30年間で富裕層と貧困層の格差が最大となった。格差拡大は各国の経済成長を損なっている」との最新の分析を明らかにしました。報告書の分析によれば、格差拡大のために、日本の経済成長率は、ここ20年間で5・6%押し下げられたといいます。英紙ガーディアンは1面トップでこう断じました。「OECDはきょう、トリクルダウンという考え方を捨て去った」
私たちは、総選挙の論戦で、「アベノミクス」が何よりも深刻な格差拡大をもたらしてきたことを、厳しく追及してきました。また「アベノミクス」が、「大企業や富裕層がもうかれば、いずれは庶民の暮らしに回る」という「トリクルダウン」の経済論にたっていることを、「考え方の根本が間違っている」と批判してきました。OECDが、わが党の批判と共通する立場にたった分析を発表したことは、きわめて重要であります。
格差拡大の政策では経済成長はできない、「トリクルダウン」という考え方は誤りだ――OECDのこの分析は、「アベノミクス」とその「成長戦略」に対する痛烈な批判ともなっているではありませんか。
「この道は先がない」。そのことは、世界の動きにてらしても、いよいよ明瞭となっていることを私は強調したいと思います。
さらに、法人税減税の大盤振る舞いをしようというのですから、いやはやどうなっているのでしょうか。
「資本主義」そのものが問われる世紀──日本共産党の党名に込められた、未来社会への展望も語りながら、弱肉強食政治を転換するためにがんばりたいと思います。
最後に、アベノミクスについてわかりやすく解説した「大門ゼミ」(個人的にとてもお気に入り)の動画を貼付けておきます。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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