3日、和光大学ポプリホール鶴川でおこなわれた「東京から、町田からリニア問題を考える」(主催・鶴川自治研究会)に参加しました。
日本科学者会議リニア研究会代表の長田好宏氏が講演、リニア中央新幹線を考える町田の会の奥村憲雄事務局次長が報告しました。
興味深かったのは、科学と技術の問題。長田さんは「科学は自然の振る舞いなので、どんなに研究してもそれに反することはできないし、反してはならない」とお話をされていました。
その後、科学的に可能だとしても技術的に対応できているかは別問題、技術は利便性を向上するもので科学がなくてもできるがやはり科学的な裏付けなくしてはダメではないかなど、参加者との意見交換の中でもこの問題が議論になりました。
この問題は、長く学会などでも議論となっているようです。
長田さんが厳しく指摘していたのは、今回のリニア計画に際して、JR東海が必要な調査を十分にやっているとは言えないという問題です。とりわけ、基礎調査に不十分さがあるというのです。
研究者と住民がタッグを組んで問題点を明らかにすること、総合的に問題であることと地域的な課題について整理して一つひとつJR東海にぶつけていくことが、今後重要になってくるという話は非常に参考になりました。
リニア新幹線は、経済性でも破たん必至です。何のためにつくるのかを後付けでいくら出しても、必要性を説くことはできません。
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