私の原点である、井上ひさしさんの『ボローニャ紀行』に出てくる一文。
「自分はここで生まれてよかった、ここで恋をし、ここで子どもを育て、ここで死ぬことができて幸せだった。そう思えるような街をみんなで作りあげること。それが自治なのではないか」(『ボローニャ紀行』109ページ/井上ひさし 文春文庫)
この言葉は、ボローニャ商工会議所の副会頭の言葉です。
改めてこれを紹介するのは、この言葉の中には、地方自治とは何か、多様性や個人としての尊厳が短い言葉でやさしくしっかりと書かれているからです。
井上ひさしさんが「むずかしいことはやさしく やさしいことはふかく ふかいことはおもしろく おもしろいことはまじめに まじめなことはゆかいに ゆかいなことはいっそうゆかいに」という言葉を残していますが、これまた私の大切にしている言葉です。
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