「保育士の処遇改善ってどんなことをやるんですか? ぜひ私の話も聞いてほしいです」──小山ヶ丘のスーパーアルプス前で宣伝をしていた時、このプラスターをみた保育士さんから声をかけられました。
私からは、平均賃金よりも低い保育士の賃上げ、子育てしながら保育士が続けられる環境整備(早番、遅番問題)などについて、改善していきたいと端的にお話をさせていただきました。
保育士さんからは「賃上げは絶対です。私は月17万円。残業代も出ない。有給も取れず5月は子どもが熱を出したことで欠勤扱いとなり手取りは9万円代だった」と。残業代が出ない、有給も取れないという問題はそもそも法律違反ですが、保育の現場では広範囲に存在しています。
さらに「子どもたちの命と育ちに責任を持つ保育士として、0歳児の保育士配置3:1は厳しい。ご飯を食べさせる時にも2人でいっぱい。補助が入ることなくしては成り立たない。基準を緩めるなんてとんでもない。むしろ増やしてほしい」と話していました。
保育士さんの中には様々な考え方があると思いますが、私は子どもを中心にして保育の問題を考えたいと思います。そして何より、子どもを抱きかかえ勇気を持って話しかけてくれたこの保育士さんのこうした声にしっかりと応えていきたいと思います。
この日は、多摩境駅に演説を聞きにきたという方もいらっしゃいました。日に日に、声をかけていただく方が増えてきています。直接、お話しできる機会を大切にしていきたいと思います。
(参考:日本共産党都議団「待機児解消にむけ、保育の量・質の抜本的拡充を求める提言」
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