夏休みの期間、近所の鶴川図書館では子どもたちに「宝探し」的な取り組みが行われていました。
入り口のところに表示されているキャラクター(かいけつゾロリやピーターラビット)が図書館のどこかに隠れているので、見つけたら教えてねというもの。うちの息子と娘は、来るたびに「宝探し」を楽しんでいました。
「これだ」と思った時には積極的な息子は、見つけると職員さんのところに行き「ここにありました」と。さらに、「兄妹は2人かな?」と聞かれたのに「3人兄弟だから3個ください」とちゃっかり折り紙のペンギン(上の写真)を3つゲットしてきました。
決して広いとは言えないスペースの中ですが、そこには常に老若男女が集っています。たくさんの工夫があります。職員さんたちの絶え間ない努力が、心地よいスペースを生み出していると感じることができる場所が鶴川図書館なのです。
鶴川図書館のヘビーユーザーの一市民として、どうしても言いたいことがあります。
その鶴川図書館が存続の危機に瀕しているのです。
図書館法では「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設」を図書館だと定義しています。
私が言いたいのは、図書館は単なる貸出施設ではないということです。同時に、図書館を通じてコミュニティが育まれたり、来館して新たな発見があったり、知的財産を蓄積したりすることができる場所が図書館なのです。
鶴川地域は、浪江虔氏が「私立南多摩農村図書館」(私立鶴川図書館)を創設した地でもあります。
図書館を守ることは、立場の違いを越えて共同できる課題だと思います。
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