ラグビーワールドカップにおける東京スタジアム周辺の交通輸送計画について質問しました

　都議会のオリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員会が行われ、私も質疑を行いました。

　質疑を行ったのは、ラグビーワールドカップ2019の会場となる東京スタジアム（味の素スタジアム）周辺の交通輸送計画です。（参考：ラグビーワールドカップ２０１９™東京都交通輸送実施計画について）

　東京スタジアムでは、大規模イベントやＪリーグの試合などが行われており、これまでも京王線飛田給駅に特急や準特急を臨時停車するなどの対策を行ってきました。

　今回、大きな違いがあるのは、車両通行止めを行うということです。

　実施計画では、試合が行われる８日間、試合開始４時間前、終了後３時間は通行規制を行うとしています。関係車両などの誘導や安全対策が必要であると同時に、周辺住民の方、周辺施設の利用者や職員の方などに影響があります。理解と協力が必要です。

　スタジアム周辺には福祉関連施設が多くありますが、お話を伺った施設では利用者の方の送迎等について対応を検討しており、実際にどの程度の渋滞となるのか、影響がどの程度になるかは当日になってみないとわからないという話でした。

　別の施設では、職員の車移動、搬入や搬出の業者の出入りなどについても対応が必要であり、情報提供と共有を求めておられました。

　また、この近くには都立府中けやきの森特別支援学校では、平日試合のある開幕戦の９月２０日は休校、１１月１日は最も早いバス便で全員が下校することを考えているということです。

　スタジアム周辺にある調布基地跡地運動広場は、土日は野球やサッカーなど子どもたちの練習や試合が毎週行われている場所です。土日は６日間試合が行われるわけですが、事前にお伺いしたところ、調布基地跡地運動広場は全面的に使えないというお話でした。

　こうした状況について、地域住民や周辺施設の関係者等の車両については、通行証を発行し、大会時においても住民生活や事業活動に影響が生じないよう、地元住民の意向を伺いながら、地元市、組織委員会や交通管理者等と調整していくという答弁がありました。

　住民のみなさんの理解と協力が得られるよう、丁寧な対応を引き続き求めていきます。

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日１回、応援クリックをお願いします。