9月18日から2020年都議会第3回定例会がはじまります。
7月の臨時会では、知事が一度も答弁に立たないという大問題があり、私たちは再三再四、閉会中にもコロナ対策を議論できる特別委員会の設置を提起してきましたが、都民ファーストの会や自民党、公明党などの反対で実現していません。
定例会では、この間のコロナ対策の問題とともに、新自由主義の破たんによって明らかになった都政転換の課題についてしっかりと質問していきたいと思います。
■予算化されたこと
すでに示された補正予算は、総額で3413億円です。
この中には、私たちが求めてきた予算も含まれています。
その一つが、高齢者や障害者施設でのPCR検査です。
高齢者施設(750施設)、障害者施設(100施設)で合計15万人分の検査の予算が計上されました。
ひとたび感染が拡大すると、深刻な事態になることはこの間の事例からも明らかです。
さらに、教育現場、保育園や学童保育などの定期的な検査が重要です。
今回の検査の予算は、30億円です。
もう一つ。
新型コロナとインフルエンザが同時流行したら、医療機関は重大な影響を受けることになります。
日本感染症学会は、「特に11月以降のインフルエンザのシーズンにおけるCOVID-19診療に関しては特別の注意が必要になってくると思われます」と警鐘を鳴らしています。
この問題は、とても重要であり私たちも問題意識を持って取り組んできました。
今回、しめされた予算では、65歳以上の方と基礎疾患のある60〜64歳の方について、インフルエンザの予防接種を実費負担ゼロで受けられることが明らかになりました。
そのほかにも、都民の暮らしに役立つ予算が含まれています。都民のみなさまから寄せていただいた声をまっすぐに都議会の場で伝えていきたいと思います。
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