3日、地方議員セミナー/子ども・子育て支援新制度「自治体における保育行政の課題」に行きました。
子育て支援──特に保育の問題は、ライフワークのように取り組んできましたが、町田市の中だけでなく国や都道府県、各自治体のの動向について知ることは極めて重要だと感じています。
この研修の中でも、保育をめぐる状況がここ数年で大きく変化したことが報告されました。それは、制度が変わったということにとどまりません。
先の都知事選挙でも、ほぼすべての候補が保育の問題や、保育士の処遇改善の問題を主要公約として掲げました。
「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログによって、国会でもメディアでも大きく取り上げられることになりました。ブログを書いたお母さんは一人ですが、その背景には多くの同じ思いをした人たちがいます。
その背景にある同じ思いの人の中には、仕事を辞めた人も少なくありません。
ジャーナリストの猪熊弘子氏の講義では、「新制度」は親の状況に着目した設計となっているが、決定的に子どもの状況への配慮が足りないということが語られました。子どもの権利の視点が軽視され続けることにより、大きな問題が起こっています。その最も深刻なケースが保育事故です。
保育事故で亡くなった方々とつながり、ルポを書かれていますが、本当にひどい事例が増えているといいます。そして、その背景には待機児童問題=認可保育園に入れなかったから認可外に預けたというものが少なくないというのです。
徹底的に子どもの成長と発達を最も重要な視点として、待機児童問題や保育士の処遇改善について議論をしていく必要があることは言うまでもありません。
この日学んだことを整理しながら、今後につなげていきたいと思います。
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